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企画小説☆その17

リクエスト企画小説第十七弾「社会人俺スザルル」です!
なんとかパソ子ちゃんの調子が治りまして、ほっと一息って感じですVv よかったよかった!
で、社会人。。。会社とかきちんと考えていないので、間違っているところとかありそうです…^^;そもそも企画部と営業部が合同でプロジェクトを行うなんて、あるんだろうか……??(←そこからかい)
そして、俺スザク! 難しいっ!! きちんと俺スザクになっているでしょうか…><;
スザクの同僚にリヴァル。ルルの上司にC.C.。ルルに言い寄る(?)中年親父にディートハルト(笑)いやあ、もしかしてディートって、私初書きじゃないですか?? うわまじでそうかも!! 初書きがこんな変態親父でごめんディート!! でも実際そんな感じだから許してっ!!(笑)

それではどうぞー☆






恋に落ちた瞬間










最初に目に付いたのは、彼の美しさとかじゃなくて、彼から発せられる清涼な空気。
偶然、同じプロジェクトの会議に出席していた彼。
黒髪に、紫の瞳を隠すような眼鏡。どこか理知的な雰囲気。普段の自分なら、確実に避けて通るだろうタイプ。(俺の様な直感的タイプとは、経験上あまり相性が良くないからだ)
でも、何故だろう。彼から目が離せない。プロジェクトの最中、ずっと彼を見ていた。こんなに見つめていたら、彼に穴が開くんじゃないかってくらい。しかも、彼はこのプロジェクトの企画の中心にいるらしく、前に出て発言する時間が長かったから、余計に。
休憩のために少し騒がしくなった会議室で、隣りに座っていた同期で一緒の営業部にいるリヴァルに聞く。


「なぁ、あの黒髪のよく発言してる奴って、誰だか知ってるか?」
「んー?」


社内一情報通だと自称しているリヴァルは、俺が指差した彼を見ると、すぐにああ、と言った。


「ありゃ企画部の期待の新星、ルルーシュ・ランペルージだな」
「………ふーん」
「あいつ、頭すげー良くてさ。回転も早いし。今回の企画を上に通したのも、実はあいつらしいぜ。俺らの同期の中じゃ一番の出世頭だな」
「同期? 同い年なのか?」
「留年とか院とか行ってなければな」


ふーん、と呟いてもう一度彼を見る。彼は、黄緑の髪の女性(たしか、企画部の部長だ)と一緒に書類を覗いていた。
そのままなんとなく見つめていたら、リヴァルが不思議そうに俺を見る。


「ランペルージがどうかしたってのか?」
「いや、別に何でもない」


まだ何か聞きたそうなリヴァルを無視して、手元の書類を見る…振りをする。そうしていると、リヴァルは諦めたように肩を竦めて、他の奴らとの会話に混ざっていった。
手元に落としていた視線を、彼に戻す。
何で、なんでこんなに気になるのだろう?
他人に興味なんて、基本抱かない俺なのに。
彼が書類から顔を上げる。

あ、

俺は、ばっと手元の書類に視線を動かした。

め、が合ってしまっ、た……。

どうしようか。見ていたのが、ばれてしまったか? いや、このぐらいよくある事よくある事……。
そろりっと視線を上げてみる。
彼は先ほどと変わらずに、上司の女性と会話をしていた。

……………な、んだ。焦って損した。

そう考えた所で、俺は自分の考えに疑問を持つ。
何で、なんでこんなに残念なんだろう?
別に彼に気づかれようが気づかれまいが関係ないのに。
その日の会議は、俺の胸の辺りに、何やらもやもやするものを残して終わった。







あの会議の後、プロジェクトは始動した。企画部と営業部の合同で行われた今回のプロジェクトの工程は一通り終了し、結果は大成功と言う形になった。
その成功祝いとして、今日は残業のない奴らが集まって飲み会が行われていた。もちろん、企画部営業部合同で。
視線が、勝手に彼を探す。手元のコップにビールを入れてくれる女の子の話に相槌を打ちながら、視線では彼を捉えていた。
彼は今回の功労者であるためか、色々な席に呼ばれては移動していた。あれでは落ち着いて飲めないじゃないか。
注がれたビールを一気に仰ぐ。ザルのために、ちっとも酔った気になれない。周りも、女の子も煩いし、そろそろ帰ろうかなと本気で思いながら、席を立つ。すると向かいに座っていたリヴァルが首を傾げた。


「あれ、スザクもう帰んの?」
「いや、ちょっとトイレ」


そう告げて廊下に出る。背後ではリヴァルや他の同期の連中の笑い声が響いていた。


「はあ、本気で帰るかな……」


トイレを済ませて、手を洗いながら呟く。酔えない酒を飲むのであれば、こんな煩い所ではなくて、もっと静かな、雰囲気で酔えそうな所で飲みたい。昔よりは協調性が出てきたとは思うが、やはり相も変わらずと言った所だ。基本、人に合わせるのが嫌いなだけ。
何と理由をつけて帰るかを考えながら歩いていると、前方からやって来た人物とぶつかりかけた。それをとっさに避ける。


「……すみません…」
「いえこちらこ、そ……すいま、せ………っ!!」


頭の中が真っ白になると言うのは、こう言う事なのかと、生まれて初めて理解した。
目の前にいるのは、いつも、いつも見ていた彼。いつもは一定の距離を隔てて見ているから、こんな間近に彼を見たのは初めてだ。
さらさらの黒髪。少し潤んだ紫の瞳。酒の性で少し赤く染まった白い肌。
心臓が、どきんっと激しく動いた。
ふらふらとした足取りで、宴会の席に戻ろうとする彼を見て、少し不安になる。激しくなる動機は少し考えない事にして、俺は彼に声をかけた。


「だ、いじょうぶですか? 足元、もうふらふらみたいですけど…」
「あ、大丈夫、です。…ありがとうございます」


上気した頬で、彼はうっすらと微笑む。それに、また動機が激しくなった気がした。







結局、帰る事無く席に座る。見つめる先は、当然彼。
先ほどの様子が、心配だからだ。だから彼の事を見ているんだ。だからまだ帰らないんだ。そう、自分に言い聞かせる。何で言い聞かせないといけないのか、その理由は頭にないけれど。

……やっぱり俺も少し酔ってんのかな………。

ぼんやりとそう考えながらも、やはり視線は彼。


「おーいスザク! お前飲んでるのかー??」
「飲んでるよ。つーかリヴァル酒臭い」
「んなのここにいる全員だろー」


完全に酔っているリヴァルが絡んで来る。まあ被害もないのでそれは放置だ。
それより、何だか、彼の様子が変だ。さっき、俺がいる二筋向こうの席で呼び止められてから。
聴覚に力を込めて集中する。周りは雑音だらけで煩いけれども、このぐらいの距離ならば、なんとか聞き取れる。(これをリヴァルに言ったら、普通じゃないと言われたが…)


「ちゃんと飲んでますか? 貴方が今日の主役の様なものなのですから、ほらもっとどうぞ」
「い、いえ、本当にもう……」
「そう言わずに、さ、飲んでくださいよ」


金髪の中年男(たぶん、企画部の奴だろう)が、彼に執拗に酒を勧めている。しかも、中年男はあろう事か彼に擦り寄っているじゃないか!
彼は視線を泳がせて、作り笑いを強張らせている。断って、さっさと別の席に行きたいのだろうが、中年男はそれを許さないかの様に、どんどん擦り寄って行って………そいつの手が、彼の細い腰に回った。彼が体と表情を固まらせる。

そして、彼と目が合った。

俺は纏わりついていたリヴァルが倒れるのもお構いなしに立ち上がる。


「いって! …って、え、スザク!?」
「俺、帰るから!」


状況を理解していないリヴァルにそう言うと、俺は大股で二筋向こうの席まで行く。
そして、酒を勧めている中年男の手を、止めた。


「な! 何だい、君は…」


突然の事に、驚く中年男と彼。


「…ランペルージさん、顔真っ赤ですよ。俺、もう帰るんですけど、確か方向一緒でしたよね? そろそろ遅いですし、送りますよ」
「え、……あ………そ、そうですね、ありがとうございます」


一気に捲くし立てたからか、彼は一瞬ぽかんとしていたが、すぐに頭が回転し出したらしく、そさくさと帰り支度を始める。
そして、彼はまだ唖然としている中年男に挨拶すると、俺と一緒に店を出た。







店の中の篭った空気ではなく、外の夜の清々しい空気に触れて、彼はほっと息を吐いた。
そして、強張っていない笑顔で、俺に微笑む。
どくんっと、胸が鳴った。


「さっきは、本当にありがとうございました。困ってたんで、すごく助かりました」
「いえ……。えっと、その……あ、同期、ですよね? 敬語とか、堅苦っしくて苦手なんです。だからやめません?」


俺の提案に、彼はきょとんっとしてからくすくすと笑う。先ほどでは見れなかった、自然な笑顔だ。
それを見ているのが自分だけと言う事に、少し優越感を覚える。


「そう、だな。本当に、ありがとう。俺は…って、俺の名前、知ってるんだっけ?」


砕けた調子で笑う彼。そっちの方が、断然良い。


「ああ。同期の中での出世頭って有名だしな。…えっと、俺は、枢木スザク」


何だか、自分の名前を言うのが照れ臭い。
彼は、そんな俺に向かって、花の様に微笑んだ。


「(う…わ………っっ)」
「よろしく、スザク」


嬉しそうに笑う彼。俺の真っ赤に染まった頬は、たぶん夜の闇が隠してくれている事だろう。周りが暗くて良かったと、心底思う。


「……よろしく、ルルーシュ」


口に出した名前が、心臓を高鳴らせる。
俺も、ルルーシュに対して、にっこりと微笑んだ。

………これが、二人の始まり。










そう言えば、スザクっていつも俺の事見てただろ?
うぇ!! し、知ってたのかっっ!!!?
何回か目合ったしな 気のせいかと思ってたんだが、上司が気のせいじゃないって言い張るし
いや、その、変な目で見てたわけじゃなくてだな、その…
変な目??
っ!! いや、何でもない! 忘れろ!! 忘れてくれっっ!!!!
…????



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2007.11.11 | | Comments(3) | Trackback(0) | 短編小説

コメント

こんにちは、海月と申します!

C.C.部長にすごいときめきましたww
大丈夫ですかね・・・ピザ代会社に請求してたりしないでしょうか・・・書類が全てピザ臭・・・なんてことないでしょうか・・・!ww
絶対に、部下(ルルーシュ)をいじって楽しんでますよねw

あ、変態じゃないディートハルトは、ディートハルトじゃないと思ってますので、全然問題ないと思いますw

2007-11-11 日 05:27:36 | URL | 海月 #- [ 編集]

これシリーズ化したら面白いかも!

社会人ネタ(所謂、リーマンネタ)スザルルも面白いですよね~Vv
営業部:スザク
企画部の期待の新星:ルル
スザクの同僚:リヴァル
企画部の部長:シー様
ルルに言い寄る(?)中年親父:ディートハルト の配役はピッタリですよね~。
因みに海月さんが↑で言ったように「ディートハルトは変態」がデフォなので、ノープロですよ(^v<)b
 これ、にょたルルでもイイかもですね~。シリーズ化したら面白いと思います。

2007-11-11 日 17:51:36 | URL | 紗鳳寺 のえる #- [ 編集]

コメントありがとうございます!

海月様
こんにちは!
ルルの上司はC.C.かミレイさんで悩んだのですが、ここはやっぱりC.C.で! そしてピザ代は主に必要経費としてですよ(笑)書類がピザ臭くなるのを防ぐために、部下は常に臨戦態勢>< それでも防ぎきれないので、企画部の書類からはだいたいリセッ○ュかファブ○ーズの香りがするんですよ!!(笑)
C.C.部長の日々の楽しみは、ピザを食べる事と部下を弄る事でしょうVv
…あ、ディートは変態で良いんですね、やっぱり☆ これで心置きなくキャラを壊すことが出来ますVv(笑)
コメント、ありがとうございました!



紗鳳寺のえる様
本社社長:シャルル
支社長:砂様とかネリ様
営業部の部長:黒様
営業部:カレン
秘書の主任:ミレイさん
秘書:シャーリー
技術部の主任:ロイドさん
技術部の副主任:ラク姐
技術部:セシルさん
…………やばいです、ネタがどんどん膨れていく^^;(笑)
リクエスト企画の小説の内、いくつかは続きを書きたいと思っているので、これも書きたいです(笑)やるからにはリーマン系と呼ばれるBL物チックに行きたいです!……そう言うの、実は見た事とか読んだ事とかないので、それまでに研究します(笑)
コメント、ありがとうございました!

2007-11-12 月 00:42:10 | URL | あず #- [ 編集]

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