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企画小説☆その13

リクエスト小説第十三弾「ナナリー公認のルルしつ」です!
はい! 明らかにCルルっぽいです!!(爆)
いえね、私としてはルルCに見える様にがんばって努力して書いたつもりなのですが、どうしても、どうしてもルルが左でC.C.が右な話にならないんです…っ(TT;)私の中でどうやらC>ルルの公式が成り立っているらしく、ルルもがんばってくれているのですが、上手い事いきません。。。あうぅ……><;
もっとしっとりとしたルルCと言う物を書ける様になりたいです…っ!!そのためには精進精進!!

と、言う訳でとりあえずどうぞー☆






彼の愛し人










高校生と言えば青春の真っ只中。そして、男子でも女子でも、数人が集まれば恋の話題になるのも、青春ならでは。
ここ、アッシュフォード学園の生徒会でも、例外ではない。
会長のミレイが忘れていない限り、当分主だった書類もなく暇な彼らは、ナナリーを呼んでお茶会を行っていた。
ちなみに、ルルーシュは先ほどかかってきた電話を取った後、しばらく抜けると言い残し、部屋を出て行っていた。
生徒会室に紅茶の香りが漂う。ミレイの作ったパイを突きながら、話題の向かう先は恋の話。


「シャーリーの好きな人はもう分かりきってるから、新しい話題が欲しいわー。ね、カレン、貴女何かそう言う話ないの?」
「え、私ですか? ………そんな、ないですよ」
「あっらー? 今の間はなんか怪しいわねーVv 誰誰? 学園のアイドルのハートを射止めたのは誰―??」
「だから、いません! いませんからっ!!」


顔を真っ赤に染めて否定するカレンを見て、ミレイはにやにやと笑う。


「おー初々しいねぇ~Vv」
「…ミレイちゃん、親父臭い」
「あはは良いではないか良いではないかー☆」


ミレイの笑い声につられて、周りも笑う。


「そう言えば、やっぱりナナちゃんの初恋って、ルルなの?」
「え?」
「あー…ありそうだよなー」
「昔から二人とも仲良かったからね」
「きっとルルーシュの初恋もナナリーよ! いやん相思相愛って素敵で背徳的ねーVv」
「…倒錯的、だね」


口々に言い合う周りに対して、少々申し訳なさそうに困った様子でナナリーは笑った。


「確かに、私の初恋はお兄様ですけれど、お兄様の初恋は私じゃないですよ?」
「「え!!!?」」
「ち、違うの?」
「うっそまじかよ!!!?」


驚愕する周りに、ナナリーは微笑んで頷く。
ミレイは机から身を乗り出した。

「ナナリーはルルーシュの初恋の人の事、知ってるの? 誰誰?? 教えてーっ!!」
「ふふ。お兄様の名誉のために、秘密です。お兄様、ばれちゃうのは恥ずかしいでしょうから」


ナナリーは口元に人差し指を当てて微笑む。他のメンバーは、ルルーシュの初恋の君の事に思いを馳せていた。どんな人物なのだろう。
周りがあれこれと考える中、ナナリーはそっとカップを置いてため息をひとつ溢す。


「私も、そろそろお兄様を独占するのは止めなくてはいけません…」
「え? どうして??」


いきなりのナナリーの言葉に、シャーリーが首を傾げる。


「だって、お兄様には、もう将来を誓い合った方がいるんですから…」


その瞬間、生徒会室に激震が走った。
ピキリと凍り付いて固まるメンバー。ナナリーはそれに気づかないまま話し続ける。


「あの方でしたら、お兄様を取られても構わないと思えるんですけど、やっぱりちょっと……いえ、かなり寂しいものですね…」
「な、なななななななりー!!」
「はい?」
「ルルーシュに、ルルーシュに将来を誓い合った人が、いるって…っっ!!!?」
「誰!? その相手って誰!?」
「え、皆さんご存知じゃなかったんですか…??」


あらあら、とナナリーは口元を手で覆った。
生徒会メンバーは各々今の言葉に衝撃を受ける。


「将来を誓い合った…って、婚約者って事!? そんなの嫌ぁっっ!!」
「何も言わないなんて水臭いわよね、ルルちゃんったら! スザク君聞いてたー……って、聞いてたんなら今こんな状態にならないわよねぇ…」


ミレイが指差した先には、表情が固まったままぶつぶつと呟くスザク。


「そんな…一言も……だって、そんな素振り一度も……っ」
「おーいスザク、戻って来―い。驚くのは分かるけど、そこまでショック受けるかー? まあ、ルルーシュに先を越されたってのにはショックだけどさー」
「そう言う物なの? 男の子同士って(…あんな奴に婚約者ねぇ……まあ確かに顔は良いけど……)」
「……ねぇナナリーちゃん、その相手の人って、どんな人、なの?」
「あら? ニーナも気になるの?」
「…少しだけ。だって、ルルーシュ君ってどんな子に告白されても誰とも付き合った事なかったし…」


その場の全員の視線がナナリーに向く。ナナリーは自分に皆の視線が向いた事を知ると、にっこりと微笑んだ。


「名前は伏せますけど、とても優しい方なんですよ。お兄様の帰りが遅い時に、たまにいらっしゃって私の話し相手になってくれるんです。一緒に折り紙を折ったりもするんですよ」
「へぇー………」
「よく、一緒にお兄様の事を話したりするんです。お兄様は、結構無理をなさる方だから、よろしくお願いしますねって言ったら、私の手を握って、無理しようとしたら気絶させてでもやめさせるって」


ふふふと笑うナナリー。


「…ま、まさかあの時の髪の毛の…っ!?」
「スザク、何の事?」


固まったままだったスザクの突然の言葉に、周りは首を傾げた。そのスザクは顔色が良いとは言えない表情で、メンバーを見る。


「その……前にルルーシュの部屋に行った時…………その、ベッドの上に、黄緑の髪の毛が落ちてたんです………」
「ああ、お泊りなさる時、客間ではなくて、お兄様のお部屋を使っていたみたいですから」
「……い……いやああああぁぁぁぁぁっっっ!!!!!!」


にっこり笑って言ったナナリーの言葉に、シャーリーは泣き叫び出す。カレンがそんなシャーリーの背を撫ぜてやった。
ミレイとリヴァルは感心した様に頷いた。


「はー……あいつもヤル事ヤってたんだなぁ……」
「や、ヤル事……」
「本当にねぇー。お姉さん、てっきり知識だけかと思ってたわ」
「ち、知識……」


二人の言葉に、ニーナが過剰に反応する。その声を聞いて、シャーリーはもう一度叫び声を上げた。
その時、生徒会室の扉が開く。思わずしんっと静まり返る部屋。その部屋に入って来たのは、件の人物。


「……全く、カードの位置が分からないならピザを頼まなければ良い物を……あのピザ女め……………ああ、ナナリー。お待たせ」
「お帰りなさい、お兄様。……あと、ごめんなさい」
「え?」


ルルーシュが首を傾げるのとほぼ同時に、生徒会メンバー全員が彼に詰め寄った。驚いたルルーシュは少し逃げ腰だ。


「な、何だ!?」
「ルルちゃん! 将来を誓い合った人がいるんですって!?」
「ルルっっルル!! 嘘だよね!? 嘘だって言って!! いやぁっっ!!!!」
「酷いよルルーシュ!! 僕にも教えてくれないなんてっ!! 教えてくれていたら邪魔……いや、しゅ、祝福できたのにっっ!!!!」
「こう言う場合、おめでとうなのかしら?」
「あ、そうだよね…おめでとう……」
「んだよルルーシュ! 水臭いじゃねーか!! ……で、相手は年上? 同い年? それとも年下ってかー??」
「な、ななななななな!!!?」


質問攻めにされて、ルルーシュは目を白黒とさせる。そして、やっと頭が回り始めたのか、ナナリーの方へと駆け寄った。


「ナナリー! まさかあいつの事を言ったのか!?」


ルルーシュが『あいつ』と言った瞬間、スザクとシャーリーは崩れ落ち、ミレイとリヴァルはからかいのネタができた事ににやりと笑い、ニーナは顔を真っ赤にさせ、カレンはシャーリーをどうやって慰めるかの計画を立てた。
ナナリーは困った様に笑うと、兄に謝る。


「お兄様が秘密になさってるって、知らなくって……ごめんなさい」
「いや、その秘密と言うか……」
「でもお兄様。身近な人にくらい、きちんと報告しておかないと………あ! もしかしていきなり結婚して、皆さんをびっくりさせるつもりだったんですか??」
「いや、あのな、ナナリー……」


ルルーシュは視線を泳がせながら、どうしたものかと思案する。確かに、彼と『あいつ』ことC.C.は将来を誓い合った仲、だ。しかし、その言葉はナナリーが考えているような甘い意味では、ない……はずだ。ここで断言できないのは、ルルーシュ自身、C.C.の事を気に入っているから。
……いや、あいつとはただの共犯者ただの共犯者……。呪文を唱える様に、心の中で呟く。
と、その時ルルーシュの携帯電話が着信を知らせる。ルルーシュはナナリーに一言謝ると、電話の画面を見る。そこに出ている名前は……。


「………なんでこう言う時に限ってタイムリーなんだ………」


苦々しく思いながらも、ルルーシュは通話ボタンを押して、携帯電話を耳に当てた。


「…今度は一体なんだ? ……は? ……粉チーズならキッチンの奥の棚の上から二番目にあるはずだが? ……………お前、いちいちそんな程度の事で電話してくるな……いや、だからだな………っ!!」


視線を感じてそちらに頭を向けると、生徒会メンバーがじっと自分を見ていた。ルルーシュはその気迫(特にスザクとシャーリー)に押されて一歩後ずさる。何なんだ、一体!!
少し怯えるルルーシュの服の裾を、ナナリーがくいっと引く。


「お兄様、電話の相手は、C.C.さんですか?」
「あ? …ああ、そうだよ」
「でしたら、代わっていただけませんか?」
「……別に、構わないが………」


そっとナナリーの手に携帯電話を置く。ナナリーはそれを受け取って、電話の先にいるC.C.に話しかけた。


「C.C.さん、お兄様をよろしくお願いしますね? ……ええ、お二人の結婚式までには、目が見える様になりますから!」
「な、ナナリーっっ!!!!」
「え、C.C.?? ………め、珍しい名前ね…(えーっと、C.C.なんて名前良くある名前……じゃないわよ、ね…?? ま、まさか……??)」
「ナナちゃん! その電話代わって頂戴!! ルルちゃんの婚約者さんに挨拶しなきゃ!!」
「俺にも俺にも!!」
「待って!! 僕も代わりたい!! あっ! その前に逆探知機を…っ!!!!」
「…逆探知機、なら、隣の部屋に…」
「ぃいやぁぁぁぁぁっっ!!!! ぅわあああぁぁぁぁんんっっ!!!!」
「しゃ、シャーリー落ち着いて!! ニーナも枢木スザクにそんなの渡しちゃ駄目よ!! 何するか分からないじゃない!!」
「大丈夫だよカレン!! ちょっと居場所を特定して脅すだけだから☆」
「ちょっとあんたキャラ変わってるわよ!!!?」


好き勝手言い放つメンバーに、ルルーシュの頬がピクリと引き攣った。
電話は繋がったまま。と、言う事は、C.C.にも彼らの声が届いていると言う事。


「……お前ら、いい加減にしろっっっ!!!!!!」


後でC.C.にからかわれるだろう苛立ちを込めたルルーシュの叫びは、クラブハウス中に響いたと言う。










………ただいま…
ああ、お帰り、ルルーシュ ……ところで、挙式はいつにする?
っっっ!!!!
給料三ヶ月分の指輪も用意して置けよ?
C.C.っっ!!!!
何だ?
そう、言う事は、もっと段階を経てだな……そう例えばまずは交換日記からだ!!
………………………………
…? どうした?
……今の言い方だと、私と結婚するのはOKの様に聞こえるぞ?
は? …………あっっ!! いや、そのそれは…っっ!!!!
フッ……顔が真っ赤だぞ? 可愛いな、お前は
う、ううう煩いっっ!!!!



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2007.10.23 | | Comments(4) | Trackback(0) | 短編小説

コメント

・・・有難うございます。心の底からそう言えます。こういうのを待っていました!

2007-10-24 水 01:08:35 | URL | nagare #2NKnmN5w [ 編集]

nagare様

心の底からそう言っていただけると嬉しいですVv がんばったかいがあった…っ><*
こう言うぼのぼのしてルルが愛されている話がお好きなんでしょうか?? 私も好きですVv ルルが愛されてるとほっとします(笑)
コメント、ありがとうございました!

2007-10-25 木 00:05:36 | URL | あず #- [ 編集]

はじめまして。

はじめまして、ギアスサーチからCルルという文字に誘われて来ました。
来てよかったです!!
ルルCのお話が大好きで、こういうの見ると嬉しくてたまらないです。
本当に心の底から有難うございますと言わせてください。
新連載も楽しみにしています!
では、突然ですみませんでした。

2008-06-03 火 13:16:56 | URL | KEY #- [ 編集]

KEY様

はじめまして!お越しいただきありがとうございます!!
私の一押しカップリングがCルルCなので、このブログの小説は大概がCルルCですねー……C.C.はルルの共犯者ですから!!
新連載もがんばっていきますので、どうぞ最後までお付き合いくださいませww
コメント、ありがとうございました!!

2008-06-04 水 01:38:02 | URL | あず #- [ 編集]

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