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企画小説☆その11

リクエスト小説第十一弾「黒の騎士団にナナリー入団」です!
ナナリーはきっとマリアンヌ様の運動神経を全て受け継いでいるんでしょうねー…ルルーシュがマリアンヌ様の体内に置いてきたから(笑)
足は仕方が無いとして、目が見えるようになったらナイトメアを操縦できるんじゃないかなーと思うのは私だけでしょうか?? だってナイトメアって足必要なくないですか?? もしそうなったとしたら、ナナリーはお兄様を守るために鬼神……いえいえ戦乙女と化す事でしょう…☆(笑)
ちなみに、作中でナナリーの髪の色を表しているエクリュ色は こんな色 です。エクリュもベージュもほぼ同じなのですが、ベージュは毛織物を、エクリュは植物製繊維を表しています(だいたいですよー確実に分けられている訳ではありません)。なので、ナナリーはなんとなく植物繊維の方が似合いそうだったので、エクリュにしてみました! 紛らわしくてすみませんっ^^;

それではどうぞー☆






アトロポスの微笑










黒の騎士団は焦っていた。
ゲットーの隅で行われていたブリタニア人による人身売買の現場を押さえ、ブリタニア軍も手を焼いていた組織を壊滅させた。ブリタニアにできなかった事を成し遂げたと喜んだのも束の間、アジトに戻ろうとした騎士団の前を遮ったのはブリタニア軍。
今回の作戦は組織の壊滅だけで軍との戦闘を想定していなかったため、援軍を配置していなかった事が仇となった。主力メンバーを連れてきていたのが、せめてもの救いだと言えよう。
ゼロは、己の失態に舌打ちをひとつ。
今から援軍を呼んだとして、果たして間に合うのだろうか? 今現在、カレンと藤堂、四聖剣らがなんとか他のメンバーを助けつつ、状況を打破しようとしているが、数の多いブリタニア軍に押され気味だ。しかも、いつもならカレンと大立ち回りを行う白兜…スザクがまだ姿を見せていない。
ゼロはその事に眉を顰めながらも、なんとか他の団員たちに命じて彼らを逃がしていく。スザクが来ないのなら、それに越した事はない。彼は強すぎるし、何よりゼロは彼と戦いたくなかった。通信が一息つき、ゼロは自嘲気味に笑う。


「はっ………甘いな、俺は…………」


こんな事では、ブリタニアなど、倒せない……。
ゼロも、この状況に焦っていたのだろう。常ならば周りの警戒を怠らない彼が、周囲の状況にも関わらず、己の考えに嵌ってしまっていた。だから、彼は気づかない。


『…ゼロ!! ゼロ逃げてくださいっっ!!』
「…っ!?」


カレンからの緊急の通信によって、ゼロは現実に戻る。そして、間一髪で側面からの攻撃を避けた。
体勢を整えて、攻撃をされた方向を見ると、そこには…。


「…っスザク………」


忌々しい白と金のナイトメア。白兜…ランスロットがゼロに向かってMVSを構えていた。
ゼロは本日何度目になるか分からない舌打ちをする。周りのカレンや藤堂達は、他のナイトメアの相手をするので精一杯。たった一機、それもゼロ一人で太刀打ちできる相手ではない。ゼロは、自身の力量を悲しいかな理解していた。
じりじりと二つの機体は睨み合う。
ゼロの機体が少し後ろに下がった瞬間、ランスロットはゼロに向かって走り出した。
通信機から、カレンや他の団員達の声が響く。ゼロは思わず目を硬く瞑った。


「(…っここまでか………っ!!?)」


しかし、幾ら待っても衝撃がやって来ない。
疑問に思ったゼロは、そろりと閉じていた目を開けた。そこには…。
通信機から、唖然としたカレンの呟きが届く。


『…な、なに、あのナイトメア……っ。白兜の、攻撃を止め、た……』


そう。ゼロとスザクの間で、ランスロットのかざしたMVSを難なく受け止めていたのは、見た事もない全身真っ黒のナイトメア。
ランスロットのMVSを弾くと、その黒いナイトメアはゼロを庇いつつ、ランスロットに攻撃を加えていく。
黒いナイトメアはMVSに似た剣の様な物を操って、いとも簡単にランスロットのMVSを破壊した。
その様子を黒いナイトメアに守られながら見ていたゼロは、目を見開いた。なぜなら、その動きに見覚えがあったからだ。


「この動き……まさか………いや、そんなはずは……っ」


ゼロの脳裏には、幼い頃に少しだけ見た事のある母の騎士候時代の映像が流れる。今目の前にいる黒いナイトメアの動きは、母のそれに酷似していたのだ。





あの後、ほんの数分の間にランスロットを撃退し、その他のブリタニア軍を蹴散らした黒いナイトメアは、黒の騎士団の持つナイトメア収容所のひとつにその身を収めていた。
静かに佇む黒いナイトメアの周りに、ゼロと黒の騎士団の幹部が立つ。彼らの表情はどこか不安と緊張が浮かんでいた。このナイトメアは味方なのか、何故我々を助けたのか、色々な考えが彼らの脳裏を埋めている。
幾分か慎重な顔つきの扇が、黒いナイトメアの中にいるパイロットに呼びかけた。


「えっと、……降りてきて、くれないか?」
『はい、今降りますね』


機体の中から聞こえて来たまだ幼い声に、幹部メンバーは少しざわめく。ゼロは、その声を聞いて、体を強張らせた。先ほどから頭をちらついていた考えが、形を作っていく。まさか、何かの間違いだ。だって、彼女は……!

パシュゥゥゥ……

コックピットが音を立てて開く。その中から、ひらりっと軽やかに降り立った人物を見て、周りは…特にゼロとカレンは驚愕した。
まだあどけない顔立ち。エクリュ色の柔らかそうな髪を後ろでひとつに括り、白色のパイロットスーツを着込む十代半ばの少女は、その紫水晶の様な瞳でにっこりと笑った。


「お、女の、子…?」
「こんなガキがあんな動きしてたってゆーのかよ!!!?」


周りがざわめく。それによって我に返ったカレンが、混乱している頭を何とか押さえて一歩、その少女に近寄る。そして、少女の名前を呼んだ。


「……な、ナナリー、ちゃん? ど、して………って、言うか、貴女、あ、足は……??」


少女…ナナリーはにっこりと笑うと、くるりっと一回りする。


「足も、目も、今は大丈夫なんです」
「………今…?」


ずっと黙っていたゼロが聞き返す。ナナリーはゼロに向き直すと、今まで以上に優しい笑顔で言った。


「はい。……C.C.さんにお願いして、私と、契約してもらったんです」
「……っっ!!!? C.C.っっ!!!!」


ゼロが常では考えられないほどの怒りを込めた声で、C.C.を呼ぶ。入り口の側の壁にもたれていたC.C.は、仮面で表情こそ見えないものの、ゼロがかつてないほど怒っているのを見て、フッと笑った。


「騒ぐな。…安心しろ、お前やマオとした契約とはまた別物だ。契約と言うよりも等価交換と言った方がしっくりするな」
「…なんだと?」
「お前の願いが叶い易いように協力してもらうだけだ。その方が私にとって都合が良いからな。…ああ、後強要はしていない。合意だ、合意」


まだC.C.の事を睨んでいるゼロに、ナナリーはそっと近づいた。


「私とC.C.さんの契約は、私の目と足が回復する代わりに、貴方を守って、貴方の願いを叶える事。これは、私にとってもすごく都合が良いんです」


ゼロの目の前に立つと、ナナリーはにっこりと微笑んで爪先立ちで手を伸ばす。細くて白い指が、仮面にそっと触れた。


「……だって、目が見えて、足が動かせるようになって、私がしたい事は、貴方を守る事ですから……」


そっと触れた指が、仮面を外す。周りは息を呑んだ。


「…………ね、お兄様」


ナナリーがゼロの…ルルーシュの顔を覗き込む。


「お兄様は、私のために“ゼロ”になってくれたんですね。優しい世界を、造ろうとしてくれたんですね…」
「………」
「お兄様。…私を騎士団に入れてください」
「ナ、ナリー……」
「私は、お兄様がいてくれたら、それで良いんです。お兄様がいる世界が、私にとっての幸せな優しい世界なんです」


ナナリーはルルーシュの手をぎゅっと握り締めた。もう、一人で抱え込まないように、どこかへ行ってしまわないように、ぎゅっと。


「お兄様がゼロとして優しい世界を造ると言うのなら、私にも、それをお手伝いさせてください。私にも、お兄様を守らせてください。……ずっと、一緒にいてください」
「ナナリー……」
「私を、置いていかないで……お兄様……っ」


ナナリーはそっとルルーシュを抱きしめる。ナナリーの目から、涙がぼたりと落ちた。


「ナナリー……」


ルルーシュの手が、ナナリーの背と頭に回って彼女の髪を撫でた。ナナリーはより一層兄にしがみ付く。
その光景は、絵画の様に美しく、そして清らかだった。幹部メンバーは何も言い出せずに、兄妹の抱擁を黙って見ている。
C.C.は、そんな様子を見て、優しく笑みを溢した。










と、言う訳で…ナナリーと申します これからよろしくお願いしますね
……なんだかまだ信じられないわ………
そう言えば、あのナイトメアってどこのぉ? 日本でもブリタニアでもないわよねぇ??
あ、あれはミレイさん……アッシュフォードの方が…
何!? なんでミレイが……っ!!
え? じゃああれってガニメデの進化系なのぉ?? 驚きだわ……
はい リヴァルさんが黒く塗ってくれました
なんでリヴァルまで…っ!!!?
二人とも、手伝う気満々だったぞ? よかったな、ルルーシュ


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2007.10.14 | | Comments(2) | Trackback(0) | 短編小説

コメント

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2007-10-18 木 10:19:03 | | # [ 編集]

コメントありがとうございます!

jj様
私もルルナナは一押しですVv 近親相姦とか、そんなんじゃなくて、もっと清らかな…と言いますか、自然な感じにラブラブですもんねVv 二人のお互いを思う様子が大好きですVv
この話の続きを書くとしたら、きっとナナリーが最強になって行く事でしょう(笑)マリアンヌ様から受け継いだ運動神経をフル活用してルルを守りますよー☆ ランスロットを壊されて、きっとロイドさんは嘆く事でしょう……もしかして一番の被害者??(笑)
コメント、ありがとうございました!!

2007-10-19 金 01:42:45 | URL | あず #- [ 編集]

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