スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | | スポンサー広告

企画小説☆その9

リクエスト小説第九弾「黒の騎士団に反逆の理由がばれ、騎士団によるスザクいじめ 」です!
騎士団にゼロばれリクが二回続いていたので、前回第八弾のゼロばれの設定を使ったスザクいじめ…にしてみました! なのでギャグな感じにいじめてます!!(笑)
DVD最終巻のピクドラで、スザク君の考えが出てましたね。。。私はあのスザク君の発言を、ちょっと傲慢じゃないの?? とか考えていたのですけれども、皆さんの感想を見ていると結構スザク君に優しい感想が多かったので………あれー?? きちんと考えをまとめるためにも、もう一度見てこようかしら。。。で、でも「初めての敵にして、最悪の友達」って言ったんですよ! ルルは「初めての友達で、そして最悪の敵」だったのに!! このニュアンスの違いは大きいと思うのです!!

………まあそんな事はいったん横に置いておいて。。。
それではどうぞー☆






そして、その願いを知る者は










目の前には四機のナイトメア。しかし、そのナイトメアは軍属のものではない。
スザクはインカムのスイッチを入れた。


「敵機、発見しました。これより追跡を開始します」
『了解しました。…無理はしないでね、スザク君!』
「はい」
『無茶はして良いけどランスロットは壊さないでね~』
『ロイドさん!!』
『あーあー! 暴力反対ぃ!』
『愛の鉄拳です!!』


いつも通りの二人の掛け合いに、くすりとスザクは笑う。しかし、すぐに表情を引き締めると、前方を走るナイトメアの追跡を開始した。
少数で行動しているナイトメア。おそらく、何かしらの指令を受けているのだろう。
スザクの任務は、彼等の後を付いて行き、何かしらの行動を止める事。スザクは操縦桿を握り締める。上手く行けば、彼に、ゼロに会えるかもしれない。


「今日こそ………っ!」


しばらく追跡すると、前方のナイトメアが停止する。何か行動を起こすのかとスザクが意識を集中させる。
その前方には………。


「………っ! ゼロ!!」


前方のナイトメアのそのまた先。そこにゼロの使用するナイトメアが…。
その姿を認識した瞬間、ランスロットは茂みから勢い良く飛び出した。
少し前に居た四機のナイトメアを瞬く間に倒すと、そのままゼロの元まで駆ける。周りに居た他のナイトメアがゼロに近づくのを阻もうとするが、格が違いすぎるために瞬時に潰されてしまう。
ゼロが後退しようとする。それを見たスザクは、スピードを上げた。
もう少しでゼロに届くその時、横からの衝撃がランスロットを襲う。


「……っぐ!」
「ゼロ! 逃げてください!!」


横からランスロットに体当たりをしてきた赤い機体…紅蓮弐式は、ゼロを庇う形でランスロットとの間に入る。


「邪魔をするな!」
「ゼロには近づけさせないわ!!」


ゼロを追いかけようとするが、紅蓮弐式に行動を全て阻まれてしまう。揉み合っている内に、ゼロはランスロットの射程距離の遥か先に行ってしまっていた。スザクは苛立ちのために画面を叩く。その拍子にオープンチャンネルのスイッチが入った。


「そこを退け!!」
「誰が退くもんですか!!」


ランスロットと紅蓮弐式はじりじりと睨みあったまま、その場に硬直した。
スザクが唇を噛む。こんなに近くにゼロがいるのに……っ!


「もうこんな事止めるんだ! こんな事をしても何にもならない!!」
「煩いわね!!」
「ゼロは間違っているんだよ!? 君達は彼について行ってどうなる!! テロリストの最期を知らない訳じゃないだろう!?」


そのスザクの言葉に、紅蓮弐式に乗っていたカレンは額に青筋が浮かぶのを感じる。
むかむかする胸を押さえて、目付きの険しい表情でランスロットを…枢木スザクを睨んだ。


「何にも知らないくせに知ったかぶった事言うんじゃないわよ!!」
「…なっ!」
「あんたが私たちの、ゼロの何を知ってるって言うのよ!? 最初からゼロを否定してばっかりのくせに!! ゼロの気持ちなんて考えた事すらないくせに!!」


紅蓮弐式はランスロットに蹴りかかっていく。いきなり来たそれを、ランスロットは何とかかわす。攻撃を仕返そうと思うが、紅蓮弐式の猛攻撃に、避ける事で精一杯で反撃ができない。


「……っだって! 彼のやり方は間違っているじゃないか!!」
「間違ってるって何!? 何を基準にしてるのよ!? あんたの所属するブリタニアが基準なんだったら私達なんて子供のいたずらじゃない!! 私達よりブリタニアの方がよっぽど酷い事してるじゃないのよ!!」
「それは…っ!!」
「軍人だから?! ブリタニアだからそれが許されるの!? そんなのが基準なの!? そんな戦争に勝った側の理屈が!!」
「……っ!!」


スザクは言い返せずに口篭る。
言い返せなかった事による隙をついて、紅蓮二式がランスロットを蹴り倒した。ランスロットはすぐに立ち上がろうとするが、紅蓮弐式に上に乗られて身動きが取れない。


「言い返せないの!? あんたの言う間違ってない行為ってそんなに脆い物なの!? …それなのにゼロを悪く言わないでちょうだい!!」
「…っでも! だけど!! ゼロは…彼の願いは叶えちゃいけない!!」


スザクが言い放った後、戦場に沈黙が落ちた。スザクに言い返していた紅蓮弐式も、何も話さない。
スザクが不審げに眉を寄せたその瞬間。


「「「「「「ふざけるな――――っっっっっ!!!!!!!!」」」」」」
「っ!!!?」


開いたままのオープンチャンネルから、耳をつんざく様な叫び声が響く。スザクは咄嗟に耳を塞いだ。
オープンチャンネルからは、紅蓮弐式の声以外のその他の声まで伝わってくる。


「はあ!? 何それあんたに何でそんな事言う権利があるって言うのよ!?」
「叶えて良いに決まってんじゃねーか!! それなのに全否定かよ!! お前何考えてんだ!?」
「貴方それ彼の願いを知ってて言ってるの!? 知ってて言ってるんだったら貴方の性格疑うわ!! 最悪な男ね!!」
「あんたさっき私が言った言葉ちゃんと聞いてたの!? 馬鹿だとは知ってたけどここまで馬鹿だなんて!!」
「……っな!!」
「確かにやり方としては過激だけど、彼の境遇を思えばそれも仕方がない事だと…」
「スザク君…相手を知ろうともしないでただ非難するばかりなのは感心しないな」
「と、藤堂さん!?」
「昔から体力馬鹿だーって思ってたけど、今もやっぱり脳まで筋肉なんスかねー。ねえ藤堂さん」
「朝比奈の言う通りだぜ!! 馬鹿に俺達が理解できてたまるかってんだ!!」
「…お前に言われたらお終いだよなー……」
「ゼロの事悪人悪人っていうけどこっちからしたら…ブリタニアに侵略された方から見たらあんた達の方が悪人じゃない!!」
「…っこれから、これから変えるんだ!! 君達みたいに間違った方法じゃなくて! 正しい手順で内側から!!」
「何百年かける気なのよ!? 一兵卒に変えられるもんだったらとっくの昔に変わってるわよ!! 馬鹿じゃないの!?」
「…っだから! 昇進して…」
「昇進したところで無理よぉ。ブリタニアを変えるには皇帝にならなきゃいけないしぃ。絶対国家ってそう言う事なのよ?」
「こ、皇族の騎士になって…っ」
「自分の地位が崩されるかもしれないのにあんたに協力する皇族なんて普通いないわよ!! 居たとしたらよっぽどの馬鹿ね!!」
「俺達は今優しい世界を造るんだ!! そんな不確かなものなんて待っていられるか!!」
「あんたみたいな口先ばっかの馬鹿にゼロの気持ちが分かってたまるもんですか!!!! 黒の騎士団!! 集中攻撃開始!!!!!!」
「えっ!? ちょ!!」
「「「「「ぅおおおおおおおおぉぉぉぉっっっ!!!!!!」」」」」


紅蓮弐式に動きを止められているランスロットを、いつの間に接近してきたのか十数機のナイトメアが囲む。
紅蓮弐式の合図で、一斉にランスロットを集中砲火した。


「な、な、ちょえええ!!!!」


スザクは紅蓮弐式を蹴り飛ばすと、持ち前の反射神経で砲火を避けていく。しかし、いくらスザクとは言え、何発かは当たってしまった。
その見事な回避に、オープンチャンネルからは何人かからの舌打ちが聞こえてくる。


「ひ、卑怯じゃないか!! こっちは一機なのに!!」
「その一機でこっちのナイトメア何機も壊してるあんたには言われたくないわ!! そっちの白兜は強すぎるんだからこのぐらいハンデがないと!!」
「そんな横暴な!!」
「問答無用!!!!」
「え、うわ!!」


ランスロットは攻撃を再開した紅蓮弐式から逃げる。その様子は、もはや鬼ごっこと化していた…。





そんな様子を、少し離れた場所から眺めている影が二つ。
唖然としながら見ているのはゼロ…ルルーシュ。珍しく、腹を抱えて笑っているのはC.C.。
目尻に涙を浮かべながらC.C.は、なんとも言えない表情で紅蓮弐式らを見ているルルーシュに言う。


「くく……本当に、言って良かったな。離れて行く様な事もなさそうだし、士気も上がっている……言う事なしではないか!」


九の字に体を曲げて、己の太ももをべしべし叩きながら笑うC.C.。そのC.C.の言葉を聞いて、ルルーシュは引き攣る口元を何とか押さえて、混乱しきっている戦場をどこか遠い目で見つめた。そして、思いっきり眉を寄せる。


「……………本当に、これで良かった……のか?」


ルルーシュの呟きは、誰にも聞き取られる事もなく、風と共に流れて行った。










…スザク、おはよう ………どうか、したのか?
…………あ、ルルーシュ……………いや、ちょっと、色々あって……
……………受け取れ
え? …ジュース?
それ飲んで元気出せ 他にも、休んでた時のノートとかも貸してやる
…うん……ありがとう
……あと、悪い事は言わないから、カレンにはあまり近づくな
へ? どうして??
あ、ルルーシュ、……君! やっと見つけた! …って枢木スザク!!
………く…遅かったか………


スポンサーサイト

2007.10.04 | | Comments(4) | Trackback(0) | 短編小説

コメント

初めまして!初めてコメントさせていただきます・・!スザクいじめ最高です!!もっとやってくれても!(笑 
私もあの9巻ピクドラのスザクは最悪だとしか思えませんでした。見ながら、こいつ何様だよ、と何度思ったことか!ルルーシュの気持ちも考えないスザクなんか、何度も助けてもらっといて恩を仇で返すスザクなんかもう今回でホント愛想がつききりましたよ!でもスザルル好き!・・矛盾orz
ルルーシュには本当幸せになって欲しいです。カレンには是非ともこのお話のように学校とかでもルルーシュの騎士になって欲しいです(笑 これからも応援してます!

2007-10-04 木 10:35:44 | URL | siro #- [ 編集]

騎士団の皆さん最高過ぎます;;
スザクさんざん苛められてる・・・・

次回作たのしみです~

2007-10-04 木 12:44:56 | URL | #vW7A6dHc [ 編集]

お久しぶりです。

お久しぶりです、紗鳳寺です。
 感想はカキコしてませんでしたが、小説は読んでました。

 今回のはルル至上として書かずにはおれなくて、カキコしました!
スザクいじめ、最高!もっとやって下さい!
 ってか寧ろ、私もそのスザクいじめに参加させて下さい!って感じです。
 それにしても、大爆笑してるシー様、想像出来ない…。

>紅蓮二式
正しくは、紅蓮弐式です。

2007-10-04 木 22:15:18 | URL | 紗鳳寺 のえる #- [ 編集]

コメントありがとうございます!

siro様
初めまして! もっとですか! もっとやっちゃって良いですか!?(笑)
>私もあの9巻ピクドラのスザクは最悪だとしか思えませんでした。
 ですよね!? そう思っちゃいますよね!! …よかったぁ、同士の方がいて。。。私は小説を書くために、感想系はルル贔屓・スザク贔屓の両方を見るのですが、感想を拝見した方は皆さんスザクに優しかったので、ちょっと不安だったので嬉しいですVv
カレンは離反しないでもらいたいですよねー…^^; カレンとルル(ゼロ)の主従関係って好きなので、続編も今までみたいな関係でいてほしいです。。。
これからも細々とがんばりますのでどうぞよろしくお願いします! コメントありがとうございました!!


4日12時の方
最高だと言っていただけて嬉しいですVv 私の中で騎士団はルル(ゼロ)命ですから!!(笑)
スザク苛めは楽しいのですが、こう、スザクにガガンっと一撃を与えることのできる台詞を考えるのが大変です^^; いっつも頭を捻って唸って考えてます(笑)
次回作も楽しんでいただけるようにがんばります!! コメントありがとうございました!!


紗鳳寺のえる様
お久しぶりです!! 読んでくださってありがとうございます!!
スザク苛めな話を更新すると、他の日よりもカウンターが回ります(笑)皆さんスザク苛め好きですねVv あ、もちろん私も好きですが☆
参加できるものなら参加してスザクを苛めたいですよねー……体力腕力では敵わないので、言葉で!!(笑)
>それにしても、大爆笑してるシー様、想像出来ない…。
 ……はい。書いた私もあまり想像デキマセン(ダメじゃん)
そしてご指摘ありがとうございました!! 即行で直してまいりました!! こんな初歩的なミスですみませんでしたっ!!
コメント、ありがとうございました!!


2007-10-06 土 03:20:17 | URL | あず #- [ 編集]

コメントの投稿


秘密にする

«  | HOME |  »

プロフィール

あず

Author:あず
ここは、管理人あずによる期間限定女性向け非公式ブログサイトです 公式とは一切関係ありません
サイト内の画像や文章は無断転載、複製、配布等の利用禁止です
基本ルルーシュ至上主義です 

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。