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Cの世界・12

色々と捏造入ってます。特にV.V.とギアスの契約に関して。
このCの世界は、23話までの話から捏造しています。なので、24・25話でのキャラの行動などは全く含まれていません。そう考えた上で、お楽しみ下さい。

そういえば、続編ってやっぱり春なのですかね?? 秋だと嬉しいですけど、心の準備期間がほしくなるかも………^^;





12.Cの想い、Cの願い










全てのものが寝静まった深夜。月の明かりが、仄かに大地を照らしている。
アッシュフォード学園の屋上に佇むC.C.は、自分以外の影が降りてきたことに気付いた。
小さな影は、C.C.に話しかける。


「やあ、C.C.」
「………………V.V.」
「そんなにあからさまに嫌な顔しないでよ」
「お互い様だろう? ………で? どうなった?」


V.V.は口元を吊り上げた。


「言われた通り、枢木スザクに伝えてきたよ。少しきつかったかな? …まぁ、僕の憂さ晴らしでもあったからこんなものか」
「ふん。私が行けたのなら再起不能に陥るまで責めてやったものを……」
「ふふふ、怖いねぇ。………じゃあ約束通り、僕の呪いも解いてくれるんだよね?」


C.C.は苦虫を噛んだ様に渋い顔になりつつも、頭を縦に振った。
そんなC.C.を見て、V.V.はくすくすと笑う。


「そんな顔しても、仕方がないでしょう? だって、今のC.C.は少し不思議な力を持った、ただの女の子なんだから。だから、あちらには渡れない。…仕方なく僕に頼んだんでしょ?」
「………普通の体が、こんなに不便なことをずいぶんと忘れていたよ」
「良いね、それ。僕も早く言ってみたいよ。まぁ、今までしたことが無駄になったけれど、結果的に解いてもらえるなら、別に良いかな」


V.V.はC.C.の顔を覗き込んだ。


「早く、王に言ってね? 解いてくれるよね? 一人で楽になんて、ならないよね? 他にも、苦しんでいる仲間はいるんだよ。ね、C.C.」
「分かっている。分かっているんだ…」


だが、王の力を使えなどと、記憶を閉じ込めた彼になんと言えば良い? 下手をすれば、今までの事を、せっかく閉じた物を思い出してしまうかもしれないではないか。
V.V.は肩をすくめた。


「…君が思っているほど、彼が弱いとは思わないけどなぁ」
「………………………」
「だいたい、ユーフェミアもこちらにいるんでしょう? それは彼があちらを受け入れていると言うことじゃないの? 記憶を閉じたままが、彼にとって良いことだとは思わないけど」
「………煩いぞ」


C.C.に睨み付けられて、V.V.はふわっと距離を取った。そして笑う。


「ふふふ、ご機嫌を損ねない内に僕は戻ろっかな。…ゆっくり待ってあげる。今まで永い時間を待ったんだから、あと少しくらいどうってことないしね。…………でも、ちゃんと解いてもらうから」


V.V.の輪郭が崩れたかと思った瞬間、彼の体が光の粒子となって消える。
C.C.はそれを憎々しく睨み付けると、顔をうつ向けた。


「………そんなこと、分かっているさ…」


彼は強い。弱いくせに、とてつもなく強い。
でも。だけど。抱き締めた体は震えていたから。
今まで、幸せになれなかった彼に。今まで、愛をもらえなかった彼に。
優しい世界があげたかった。憎い騎士ではなく、彼の妹でもなく、自愛の姫でもなく、私が。魔女にしかなれない、私が。


「………は…これではユーフェミアのことなど言えないな…」


でも、幸せになってほしいのだ。できることなら、己の側で。
調子が狂う。私は本当に灰色の魔女か? どこの乙女だ、と自嘲する。
フェンスに体重をかけて、下を見下ろした。


「………………ん?」


月明かりの下、校舎に入っていく人影が一つ。
暗くて、よく見えなかったが、こんな時間にいったい誰だろう?
C.C.が首をかしげていると、しばらくして、屋上の扉が開く。
扉の開く音に振り向くと、そこには、彼女の王が立っていた。


「る、るーしゅ? いったいどうして…」
「それはこっちのセリフだ。この馬鹿」


走ってきたらしく、息が乱れている。


「どこかに出掛けるんなら、一言何か言ってから出掛けろ。しかもこんな時間に…何考えているんだ、お前は」
「………………心配、したのか?」
「当たり前だろう?」


眉を寄せて息を吐き出したルルーシュを見て、C.C.はにっこりと笑う。


「……ありがとう」
「これからは何か言ってから出ろよ。………共犯者なんだから、いなくなるな」
「ん? 何か言ったか?」
「いや、何も。それより用事はもう終わったのか?」
「ああ、まあな」


そうか、と呟いてルルーシュはC.C.の手を取り、歩き出した。


「おい?」
「帰るぞ」


C.C.は握られた手とルルーシュの背中を見つめた。
お前はそんなに優しいから。優しすぎるほど優しいから。だから、私は与えたいんだ。お前に、幸せと愛と優しい世界を。
C.C.は握られた手をぎゅっと握り返した。
離れないように。離さないように。ぎゅっと。









C.C.! どこ行ってたの!? 探したんだよっ!
そうですよ、C.C.さん マオさん止めるの大変だったんですよ
ああ、すまない 今度からはキチンと言ってから行くよ
まったくだ…………面倒かけるな
あら、ルルーシュったら マオさんの次におろおろしていたのに
は、母上っ!!


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2007.07.24 | | Comments(4) | Trackback(0) | 捏造・長編 / Cの世界

コメント

がたぶる…(゜□゜)

前回のV.V.の怒涛のくるるぎ責めは、シー様の依頼だったんですね。
 まぁ、V.V.も憂さ晴らししたかったので、一石二鳥だったんでしょうが。
 V.V.だけでもあんだけ責めたのに、シー様ったら、「自分だったら再起不能に陥るまで責めたのに」とは、おっそろしい…(゜□゜)<がたぶる
まぁ、でも私も同じ心境ですが☆

2007-07-25 水 11:58:13 | URL | 紗鳳寺 のえる #- [ 編集]

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2007-07-25 水 14:52:33 | | # [ 編集]

紗鳳寺のえる様

はい。C.C.からの依頼にしたかったので、V.V.が責め役になったのです。C.C.は一応普通な人間になっているので、世界を渡ることはできない…みたいな感じなので。
C.C.でしたら……そうですね、スザクが話を聞き終わって死のうとして、でもギアスが発動して死ねなくて呆然としてから、ルルがギアスをかけたことを言う……とかですかね? その方がきつい感じがしませんか? ふふふ…(←苦情がくるぞ……)

2007-07-26 木 00:25:54 | URL | あず #- [ 編集]

秘密になっているので、名前も伏せた方がいいですか?  25日14時の方

Cの世界を気に入って頂けて嬉しいですVv
このお話はもう少し続く予定なので、最後まで楽しんで頂けたなら幸いです。
コメント、ありがとうございました!

2007-07-26 木 00:29:39 | URL | あず #- [ 編集]

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