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箱庭より愛を込めて

生徒会での会話。

ルルーシュ至上なので、基本ルルーシュがみんなに愛されています。








「るっるちゃーんVv こっちの書類もおねがーい☆」
「また溜めてたんですか………いい加減にして下さい」
「硬いこと言わないでさー。ね? お願い!」
「はぁ………今回だけですからね」
「ありがとーVv やっぱルルちゃん優しいVv」
「はいはい。邪魔ですからどいて下さい」


書類と共にがばっと抱きついてきたミレイを軽く流して、ルルーシュは書類を捌く。
軽く流されたミレイは別段気にした様子もなく、普通に書類を置いて自分の席に戻った。
椅子に座って己の分の仕事を片付けようとしたミレイは、ふと、自分に注がれている視線に気付く。


「………なあに? みんな手が止まってるわよぅ」
「え、いやその………」


視線をそらして俯くシャーリー。他の生徒会メンバーも似たような感じだ。


「???」


ミレイは首を傾げる。なにか、変なことでもしただろうか?
そんなミレイに、意を決したのか、シャーリーが顔を上げる。そして拳を握り、頬を染めて叫んだ。


「かっ、会長とルルって付き合ってるんですかっ!?」
「「…………………………はあ???」」


疑問の声は2つ。ミレイと、無関心に書類を捌いていたルルーシュだ。


「ちょっと待てシャーリー。どこをどう見たらそうなるんだ?」
「だってだって! 会長とルルって仲良いし、気を許してるっていうか、入り込めない雰囲気あるし、たまに2人って目で会話してるし、いざという時は息ぴったりだし………」
「そうそうー。俺らじゃわかんない会話でもわかってるしさー………」
「わ、わたしも少し気になってたの……」
「あ、僕も気になるな。2人ともよくじゃれてるしね」
「やっぱり、つつつ付き合ってるんじゃ………っ!! そんなのいやーっ!!」
「しゃ、シャーリー落ち着いて」


一斉に話し出した生徒会メンバーに、ミレイは少しの間唖然とする。
しかし、頭が回転しだした途端、吹き出し、腹を抱えて笑い出した。
そんなミレイを見て、ルルーシュは溜め息をつき、他の生徒会メンバーは先ほどのミレイのように唖然とする。


「あっははははは! わ、私とルルーシュが! くっお腹痛い~っ!」
「………会長、笑いすぎですよ」
「だ、だって~あはははは!」


目尻に涙を浮かばすほど笑うミレイに、ルルーシュは再び溜め息をついてハンカチを差し出す。


「あははっいやーまいったわねぇ、これは」
「………で! どうなんですかっ!? 2人は付き合ってるんですかっ!?」


一番最初に立ち直り、再び問いかけたのは恋する乙女シャーリーだ。
必死なシャーリーに対し、問いかけられた2人は至極あっさりと切り返す。


「ないわよ。ねえルルちゃん」
「ええ。もちろん」
「うーん、じゃあいっそのこと、今から付き合ってみるー??」
「「「ええっ!!!?」」」


ミレイの軽口に、シャーリーとリヴァル、そしてなぜかスザクまでが叫び声を上げた。
にやにやとその反応を楽しんでいるミレイを見て、ルルーシュは本日3度目の溜め息。


「趣味悪いですよ、会長」
「だぁってー楽しいんだもんVv
 ………まあ、冗談抜きで安心しなさい。ルルちゃんと付き合うなんて、ぜぇーったい絶対絶対、ブリタニア皇帝の巻き毛がストレートになったとしてもありえないから」


にっこりとミレイは笑う。
そう、恋人になんてならない。この優しい皇子が守らなくてはならないのは彼の妹なのだから。彼の手は2つしかないのだから。守られる対象になるわけにはいかない。
むしろ、自分は彼を守る立場にいたい。例えば、騎士のような、母親のような、そんな存在になりたい。
彼に対する愛は、守られるためじゃなく守るために。
だから。


「ほ、本当にですか………?」
「なあにシャーリー、信じてくれないの?」
「いっいえそのっ」
「会長、あんまりシャーリーで遊ばないで下さい。あとシャーリーも、変なこと言い出すなよ。それを理由にこの人がサボリ出すだろ」
「あールルちゃんひどいー」
「事実ですから」


きっぱりと言い放ち、ルルーシュは再び書類を捌き出す。
シャーリーとスザク、リヴァルはほっと安堵して、ニーナは少し残念そうに、カレンはいつもと変わらずに、それぞれ止まっていた手を動かし始めた。
ミレイはそんな彼らを見て、にっこりと笑ってから書類に視線を当てる。



ここは、仮初めの幸せな世界。
優しい皇子と皇女が暮らす、優しい箱庭。
この箱庭を作り上げているのは番人の、溢れんばかりの愛。











まあ、付き合う以前に婚約者だったのよねぇ、そういえば。
もう破棄されてますけどね
もしそのままだったらナナちゃんが妹だったのよねー
そう言うことになりますね
ううーん、ナナちゃんに“お姉様”とか言われたかったわー。いやん萌えるーVv
………………………ミレイ?
あ、冗談冗談☆

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2007.06.25 | | Comments(2) | Trackback(0) | 短編小説

コメント

面白いです!!
こんなかんじの話もっと書いてーーー

2007-07-25 水 14:58:30 | URL | 由香 #wCJP/Cq. [ 編集]

由香様

コメントありがとうございますVv
今は長編ばかりですが、こういった話も好きなので短編も更新していきたいと思っていますー

2007-07-26 木 00:17:53 | URL | あず #- [ 編集]

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