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10万hitリクエスト企画22

う……ふふふf……
宣言してからだいぶたってしまって本当に申し訳ない次第でございます。。。
す、スランプって辛いですね……

では! リクエスト企画第二十一段!! Sign様リクエストで「天然無自覚タラシなルルーシュと、振り回される周囲」です!!
ルルC強めでっということでしたが…むしろ周囲が薄く……^^;

では! リクエストくださったSign様のみお持ち帰りOKです。著作権は放棄していませんので、そこを配慮してくださればお好きにどうぞwwリクエスト、ありがとうございました!!

次の更新はルル誕ですかね……キセキは行けないのでお家でケーキを購入する予定ですよ(←)
それまでにひとつ更新できたらいいな……

それではどうぞー☆















○それが天然だから性質悪い








C.C.には納得いかないことがあった。
ちらりっと横目で、読書しているルルーシュの方を見る。チーズ君を抱き締めている手に思わず力が籠る。


「…ルルーシュ」
「なんだ」
「お前、最近周りへの対応の仕方が変じゃないか?」
「そうか?」
「…そうだ」


むぅっと口を歪めるC.C.に対して、本から視線を外さないルルーシュ。
…最近のルルーシュはおかしい。以前はごく親しい人間としか話したり笑ったりしなかったのだが、高等部に入ってからは人が変わってしまったようだ。
まず、誰に対しても態度が柔和だし、笑顔をよく見せる。…それでも、親しい者から見たら作っているとはっきり分かる笑みだが、ルルーシュのうわべだけを見ている他の周りはそうは思わないだろう。
この間も、女子達がきゃあきゃあとルルーシュ君すてきーなどと騒いでいた。


「リヴァルとかも言っていたぞ。お前、何か変なものでも食ったんじゃないか?」
「寮暮らしなんだから、お前もリヴァルもほとんど俺と同じものを食ってるだろうが」
「じゃあなんで急に周りへの態度が柔和になったんだ!?」


思わず叫んでしまったC.C.に、ルルーシュはきょとんっと目を瞬かせてから一言。


「ああ、なんだそのことか」
「なんだ、って…」


あっさりとしているルルーシュに、C.C.は頭が痛くなってくるのを感じる。


「俺は中等部の時からこの日本に社会見学に来ている訳だろう?」
「…………いきなりなんだ」
「中等部の時は周りの様子やら行動を勉強するばかりだったからな。周りに上手くとけ込めなかったが、高等部からは違うぞ。すでに基礎となる情報は得ているからな、後はそれを応用して実践するだけだ」
「………………」


どうだと言わんばかりの表情でいうルルーシュに、C.C.は頭が痛い思いだ。
その後始末をするのは私だということに気付いていないのか、この馬鹿は。
たしかに、中等部に入った頃も大変だった。
そもそも生粋の皇子であるルルーシュが、一般人の学校に入ると言うのがおかしい事態だったのだが…。
最初も大変だった。一般の生活をしてみたいと父親やらラウンズやらを説得…というか丸め込んで、ようやく入学が決まったのだ。(ちなみに母親であるマリアンヌは愉快そうに笑って「人生の荒波にもまれてきなさい」と言うだけだった…)
ルルーシュはそれまで宮廷でしか生活した事がなかったため、寮での状況も散々だった。
当時同室になったのは枢木スザク。スザクは京都六家の枢木家の跡取りとして、ルルーシュとも親しくしていて事情を知っているからこその人選だが。その事情を知っているスザクだけでは対応できないような世間知らずな状況が多々あり、結果として護衛として付いてきただけのC.C.まで中等部に入学することになってしまった。
その時のことを思い出して、C.C.は頭を抱える。
当時も大変だったが、これからは色恋沙汰方面に関してまで面倒を見なくてはいけないのか? …いい加減にしてもらいたい。
それもこれも、ルルーシュが己の顔の良さを分かっていないところにあるだろう。皇室では周りがきらきらとした美男美女の集まりだったので、ルルーシュは自分が類い稀なる美貌の持ち主だとは思っていない節がある。
美形なルルーシュが優しくしてくれるというだけで乙女心をくすぐるものだと、なぜ気付かない。だからこいつは童貞なんだ。
中等部時代ですら、ルルーシュが起こした世間知らずな言動や不遜な態度などを見ているはずにもかかわらずクラスメートの中でファンクラブが結成されたくらいだ。これで態度が柔和になったら……。想像するのも面倒だ。


「ルルーシュ。別に、今までの通りでもいいと思うぞ? そもそも、柄じゃないだろう? 疲れてしまうぞ」
「これも将来の予行演習だと思えばそうでもないさ。周りに合わせたり、友好的な態度を取らなくてはならない状況は絶対あるんだからな」
「…そういった事がいやだったから、留学したんじゃなかったのか?」
「こういう機会はめったにないからな。色々勉強して、身に付けた方が得だろう?」
「……………」


ああ、何をいっても無駄の様だ。
こうなってしまっては仕方がない。C.C.は腹をくくった。
C.C.がため息をつく。
ふいに、本を読んでいたルルーシュが顔を上げた。


「おいC.C.。そろそろ見回りがくる頃だ。さっさと女子寮に戻れ」
「………別にまだいいだろう?」
「駄目だ。見回りが来ると言う事は、もうすぐリヴァルが帰ってくる。いくらリヴァルだからといって、女子がいてはまずい時間だろう?」
「…わかった」


現在の同室のリヴァルは、中等部の際に席が隣同士だったことからルルーシュと親しい。事情を知らない友人の中では一番と言っていい。彼はC.C.とルルーシュが怪しいと思っているようなので、確かにこのままここにいてはいらぬ誤解を受けるだろう。
チーズ君をベッドの脇に置くと、C.C.は窓を開けてひょいっと飛び越えた。
ルルーシュの部屋は一階なので、出入りは楽だ。中等部の頃は二階に部屋があり、出入りに苦労したので、ミレイを通じて理事長に頼んだのだ。
窓を飛び越えたC.C.を見て、ルルーシュは眉を寄せた。


「お前も女なんだから、もっとおしとやかにしたらどうだ?」
「おしとやかになんかしていたら、お前を守れないだろうが」
「俺だって自分の身ぐらいは守れるさ。お前にも、危ない目には合わせたくないしな」


ふっと見せる優しい笑み。
C.C.は不覚にも一瞬ときめいてしまった自分を殴りたくなった。


「…………私を守ろうなんて百年早いぞ、坊や」
「言ってろ、魔女」


軽口を言い合ってから、寮に戻る。
ああ、不意打ちの様にルルーシュが優しく笑うからいけないのだ。あんな、大切なもの…例えば溺愛している妹姫のナナリーを見る様な、優しい笑顔。
あれが無自覚でやっているのだから性質が悪い。…いや、分かっていてやられても困るのだが。
もうさっさと寮に戻って寝てしまおう。明日も大変なんだろうから。






大変だろう、とは思ったが。


「なんでこうなるんだ…」


溜息をつくC.C.の前には、数人の女子生徒。場所は屋上。目の前の彼女らに呼び出されたのだ。
要件は、と言うと……。


「ちょっと聞いてるの!?」
「あー、聞いている。ルルーシュとどう言う関係なのか、だろう?」


C.C.は彼女達を見る。中等部からの持ち上がり組の顔は全て把握していたが、彼女達は見ない顔だ。おそらく、高等部から入学したのだろう。
中等部からの生徒は、C.C.がルルーシュの親戚だと言うことを理解している(もちろん嘘だが)。だがしかし、中等部の頃のルルーシュを知らずに、最近の愛想のいい奴を見ている者にとっては、よく一緒にいるC.C.の存在は気になるところだろう。…実際は護衛しているだけなのだが。


「…私とルルーシュは親戚だ」
「親戚? …彼女とかじゃないのね?」
「ああ。ルルーシュは今フリーだぞ」
「えっ!!」


C.C.の言葉に目を輝かせる女子生徒達。
と、そこへ屋上の扉が開く。入ってきた人物は、今まさに話題となっている人。
ルルーシュは何かを探して屋上内を見渡すと、ある一点で視線を止めた。


「ああ、探したぞC.C.」
「……………私に用か?」
「そうだったんだが………すまない、彼女を借りて行ってもいいだろうか?」
「――――――は、はいっっ!!!!」


ルルーシュの皇族スマイルを見て、C.C.に詰め寄っていた女子生徒達が頬を真っ赤に染めて固まっている。
まあ、免疫がなければ仕方がないな。
C.C.は女子生徒達の脇をすり抜けて、ルルーシュの元へ。


「…一体どうした?」
「ここじゃちょっと、な」
「?」


何かあったのだろうか? C.C.は眉を寄せる。
ルルーシュはにっこりと笑顔で女子生徒達に挨拶をし、そのままC.C.の手を引いて屋上から出た。
屋上からの階段を降りて廊下を並んで歩く。手はまだ引かれたままだ。
そのことが多少居た堪れなくなり、C.C.は憮然とした表情でルルーシュに問う。


「…一体、なんなんだ? 何があった?」


C.C.の質問には答えず、ルルーシュは立ち止まってC.C.のことをじっと見た。


「…な、なんだ?」
「……怪我とかはないか?」
「は?」


いきなり言われた言葉の意味がC.C.には全く分からない。
きょとんとしているC.C.に、ルルーシュが眉を寄せた。


「お前がさっきの奴らに連れて行かれたとシャーリーが教えてくれてな。あいつらは高等部からの入学者の中でも少しきつそうだから、生意気なお前を虐めるに呼び出したんじゃないかって」
「…………………なんだ、それは」
「違うのか?」
「違う、というか………ルルーシュ、お前は私が黙って虐められるような女に見えるのか?」
「見える訳がないだろう」


きっぱりと言い放ったルルーシュに、多少ムカついたC.C.だった。


「…じゃあ、別に探さなくてもいいだろう?」
「お前が黙って虐められるだけの奴じゃないことは知っている。…だが」


ルルーシュがふわっと笑う。
それは普段親しくもない連中に見せるものではなく、彼が、本当に愛おしいと、本当に大事だと思った相手に贈られる笑み。
不覚にも、C.C.は自分の頬が朱に染まるのを止められなかった。


「言っただろう? 危ない目には合わせたくないって」
「―――――っっ!! な、なななっ!!!!」
「…? どうした、C.C.。顔が真っ赤だぞ?」
「ううううう煩い!! 黙ってろ!!」
「???」


きょとんとしているルルーシュを置いて、C.C.は早足でその場から逃げる。
ああ、情けない。こんなことくらいで赤くなってしまうなんて。
ルルーシュがあんな…あんな笑みを見せるから、いけないのだ。
あんな……。
思い出して、再び頬に熱が集中するのを感じる。C.C.は思わず首を横に振った。


「―――…おい、大丈夫か?」
「ついてくるな!」
「教室に戻ろうとしてるだけだろうが。…ん? お前、顔が赤いぞ? 熱でもあるのか??」
「―――煩いっ!!」


赤い顔をルルーシュに見せないように。そのことばかりに集中していたC.C.は気付いていなかった。
先程まで彼らがいたのは廊下。普通の、ごく一般的な廊下である。現在は休み時間であるからして、他の生徒も普通に歩いている廊下だ。
そんな廊下でルルーシュがC.C.に見せた笑み。…当然、他の生徒も目撃していた。
これから先、一目惚れした女子生徒と一部の男子生徒からルルーシュを守るために、常に彼の側にいることになったC.C.は、女子生徒からの嫉妬だけではなく、一部の男子生徒からの嫉妬までも受けるはめになるのだ。
そんな未来のことを知らないC.C.だが、熱があるんじゃ…としつこく心配してくるこの鈍感童貞坊やをとりあえず一発殴っておくことにしたのだった。










あーもう!! お前が馬鹿なことを始めたせいで私の労働時間が増えたぞ!?
馬鹿なこととは心外だな 友好関係も広がっているし、他にも良いこともあるぞ?
……………たとえば?
差し入れが増えた
っ!! 馬鹿!! 不用意になんでも口にするな!!
大丈夫だ 一口目は必ずリヴァルにやっている
そうか、ならいい
…いや、駄目だからね? リヴァル、最近お腹壊すのが多いのってそれが原因だったんだ

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2009.11.28 | | Comments(4) | Trackback(0) | 短編小説

コメント

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2009-11-30 月 02:04:58 | | # [ 編集]

コメントありがとうございます!!

エス様
初めまして!!ようこそお越しくださいました!!
小説を気に入っていただけた様で嬉しいですww小説は基本、本編を見てる際に私が叫びたかったことやらなんやらを詰め込んでいるので、共感していただけたなら幸いですww
Cの世界やルル生存の話は気に入ってますwwルル生存はもうちょっと何かしら書きたいですね…まだまだ不完全燃焼なのです!!
私も、ルルーシュが関わっていればどんなCPでも良いのですが、やっぱり根底にはCルルCがありますwwいいですよね、あの二人。共犯者って関係がまた…ww
これからもぼそぼそと頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いしますww
コメント、ありがとうございました!!


2009-12-01 火 03:04:42 | URL | あず #- [ 編集]

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2009-12-01 火 12:58:28 | | # [ 編集]

コメントありがとうございます!

>Sign様
お久しぶりです!!お元気でしたか??リクエスト作品、だいぶ時間がたってしまって申し訳ないです^^;
そうなんです。最初は原作設定で書いていたんですが、そうなると周囲が強くC.C.が薄くなってしまったんですね…なのでC.C.を全面に押し出すためにオリジナル設定に変えるとなぜか周囲が薄く……^^;あれぇ、最初はちゃんと生徒会メンバーいたはずなのに…(←)
上手くまとめられずに申し訳ないです;周囲も絡んでいる話は、どこかでリベンジできたらなーって思います。
Signさんも、お体に気をつけてくださいね
私ものんびりとですが執筆活動を続けていきたいと思っているので、よろしければお付き合いくださいww
コメント、ありがとうございました!!


2009-12-07 月 01:26:36 | URL | あず #- [ 編集]

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