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10万hitリクエスト企画18

リクエスト企画第十八段! くるるる様のリクエストで「ゼロにルルーシュが誘拐されて、ゼロとルルがお互いに恋に落ちる。ただしゼロ≠ルルーシュ」です!!
なんとか恋愛風味に持ち込むためにがんばったせいか、後半少し無理矢理な感じが否めませんが…^^;
また、ゼロ≠ルルーシュということで、ゼロの素顔を出すか出さないかすごく迷いました。。。結果、出しちゃいましたが、描写は全くしてません! 皆様の考える素敵なゼロをイメージしてくださいね☆
私的には、ルルーシュよりも若干大人な感じが出せていればいいなぁと思っています。くるるる様のイメージなゼロに仕上がっているのかが不安ですが……^^;
そんなこんななので、ゼロはオリジナルキャラクターな感じがばっしばしです。そういったものがお嫌いの方は読まない方がいいかと思いますのでご注意ください。

さて! リクエストくださったくるるる様のみお持ち帰りOKです。著作権は放棄していませんので、そこを配慮してくださればお好きにどうぞwwリクエスト、ありがとうございました!!

それではどうぞー











○隣り合わせの鏡








初めは、何かに利用できないかと思った。ただ、それだけだった。

最近黒の騎士団に入ったディートハルトからの情報。アッシュフォード学園に皇子と皇女が隠れ住んでいる、と。
聞いた瞬間は思わずにやりと笑ってしまった。これは使える、と。
ディートハルトにもっと詳しい情報を探らせた。その結果知ったのは、十年前に死んだという事になってい第十一皇子、だという事。母親がテロと偽って殺された、という事。日本に人質に送られていた、という事。死んだことにして、アッシュフードによって匿われていた、という事。
そう言った詳しい情報を聞いて、尚更興味が湧いた。この様な複雑な経歴を持つ皇子は、一体どんな人物なのか、と。

ディートハルトから詳しい情報を聞いた、数日後のこと。ちょうど皇子が街へ出て生徒会の買い出しをしていると聞き、ギアスで命令した騎士団の団員に、皇子を捕らえさせた。他に付き添いのいない皇子は、思いの外簡単に捕らえる事が出来た。

そして今、彼が捕らえられている部屋の扉を開ける。
部屋の中央に置かれた椅子に縛られる訳でもなく座っている皇子。彼は優雅に足を組み直すと、その紫水晶の瞳でゼロを睨みつけた。


「……テロリストの親玉が、俺に何の様だ? ただの学生である俺を捕らえたところで、何の利益にもならないだろう?」


ゼロを怖がる訳でもなく、毅然とした態度で言う彼に、ゼロは仮面の下でにやりと笑う。
ただの学生? ただの学生が、テロリストに対してそんな強い視線を送れるはずがない。


「……………利益はありそうだがな。ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア皇子?」
「……っ!」


ゼロが彼の本名を言った瞬間、彼の表情が強張る。が、すぐに表情を作る。


「…………何を言っているんだ?」
「しらばっくれても無駄だ。君が七年前に死んだとされている第十一皇子だという調べはついている」
「……………」


その言葉に、ルルーシュは表情を作るのも止め、ゼロを睨みつけた。


「…なら、一体俺をどうするつもりだ?」
「君にプロパガンダになってもらえないかと思ってな」
「……………俺なんかを掲げても、ブリタニアは何の興味も持たないぞ。それどころか、黒の騎士団と共に簡単に殺されるだけだな」


そう言ってルルーシュは嗤う。その嗤いは、ゼロに向けたものではなく…。
ゼロは首を横に振る。


「ブリタニアに対しての、という訳ではない」
「なら……」
「失礼を承知の上で言わせてもらえるのなら、君は圧倒的弱者だ」
「……………」
「母親を失い、父親に見捨てられ、敵地で死亡したと伝えられた皇子。…妹姫は足が不自由で目が見えないそうじゃないか。君達の境遇を知った時、民衆はどう思うだろうか」
「…………こんな幼い兄妹を見捨てるなんてブリタニアはなんて酷い国だ、と。そう思わせたいのか?」


にやりと表情を変えて答えるルルーシュに、ゼロは仮面の下で笑う。


「特にそう思わせたいのはブリタニアの国民に、だ。庶民からの后妃…閃光のマリアンヌの名は、未だに民衆の間で語られる存在だからな」
「…………ふうん」


ルルーシュの瞳が興味を持ったのを、ゼロは感じる。


「……良い案だと思うが、俺はそれに協力はしない」
「…なぜ? ブリタニアが憎くはないのか?」
「憎いさ。ぶっ壊してやりたいって思うくらいには、な」
「なら?」
「…今の俺と妹の暮らしは、いつアッシュフォードがいつ俺達を売るか分からない不安定なものだ。だがそれでも、他に妹が安心して暮らせる場所が出来ない限り、その場を自ら崩すような真似はしないし、それゆえに表に出ることもしない」
「黒の騎士団では、安定出来ないか?」
「テロリストで、いつ軍に潰されるか分からない場所が安定出来ると思うのか?」
「確かに」


率直な言葉に、ゼロは笑う。
そして、懐から取り出した銃を、ルルーシュにつき付けた。


「協力しないと殺す、と脅しても?」
「俺を殺す意味がない。俺の後ろにはまだアッシュフォードが付いているし、弱者の味方である黒の騎士団が圧倒的弱者である俺を殺した、なんて世間に知られるかもしれないリスクを背負うような馬鹿にも見えない」


銃口を向けられているのにも関わらず、自信満々の表情で言うルルーシュに、ゼロは声を上げて笑った。
向けていた銃口を外して手をホールドアップする。


「お手上げだな。できれば協力してもらいたかったが、それも無理のようだ」
「………無理? 誰がそんなことを言った?」


ルルーシュは座っていた椅子から立ち上がると、その端正な口元をにやりと引き上げた。そして、大仰な仕草で椅子の背凭れに手をかける。


「俺はそれに協力しない、と言った。表に出るのなんかまっぴらだからな。……だが、ブリタニアをぶっ壊したいのは、俺も同じだ」
「…だから?」


ゼロは仮面の下で笑みを作る。その表情が見えていないはずなのに、ルルーシュはそれに呼応するかのように笑った。


「同じ意志、同じ目標…ならば協力し合うのもいいんじゃないかと思うな」


にっこりと笑みを浮かべたルルーシュは、背凭れに置いていた手を、流れるような仕草でゼロの前に差し出した。そして、その手を己の胸元に持って行く。


「……欲しくはないか? 俺の頭脳。俺の妹が幸せに暮らせる安住の地を作れるのならば、その生活が侵されないのならば、俺はなんだってしよう」


ゼロの前に再び手を差し出すルルーシュ。その紫水晶の瞳は、挑戦的に輝いていた。


「さあ、どうする? ゼロ」
「…………………」


挑戦的に輝く瞳を仮面越しに見つめながら、ゼロは心の底から湧きあがる感情を抑えられずにいた。今まで、出会ってきた中の誰よりも興味深い。


「取引、という訳か」
「その通り。自分で言うのもなんだが、俺は役に立つぞ? 知略戦略は得意分野だ」
「実戦で使い物になるかな?」
「試してみたらどうだ?」


表情を崩さずに言うルルーシュが差し出す手。その手はほっそりとしていて、彼に相応しい物に見える。ゼロは少し考える素振り。そんなことをしなくても、すでに結果は決まっているのだが。
ゼロは笑うと、己の仮面に手をかけ、そのまま仮面を外した。騎士団のメンバーすら知らないゼロの素顔。ルルーシュはいきなりのゼロの行動に目を見開く。
仮面を近くの机に置いたゼロは、ルルーシュの目の前に跪き、その手を取る。そして、ほっそりとしたルルーシュの手の甲に唇を寄せた。


「……イエス、ユアハイネス」


そんなゼロの行動に、ルルーシュは叫び出すのを必死でこらえている。手を離して立ち上がったゼロが見たのは、顔を真っ赤にしたルルーシュ。年相応に見えるその表情に、ゼロは目をパチクリと瞬かせた。


「…なんだ。そんな表情も出来るんだな」
「なっ、なななななな何を……っ!!!?」
「何って……ブリタニア式ではこうするのではないのか?」


そちら側に合わせてみたのだが、と何事もない様に言うゼロに対して、口をぱくぱくと開け閉めするしかないルルーシュ。その表情に、ゼロは思わず吹き出した。ルルーシュが涙目で抗議する。


「わ、笑うな!! いいいきなりあんなことされたら驚くに決まっているだろう!!?」
「はははっ。慣れていないのか? 顔、真っ赤だぞ?」
「うううう煩い!! 俺はもう皇族じゃないんだから、そんなことに慣れている訳ないだろうっ!?」


必死に言い募るルルーシュ。その行動が面白いのか、ゼロは笑うのをやめない。そんなゼロに対して、ルルーシュは真っ赤な表情のまま顔を逸らした。


「っもう知るか!!」
「おや、それは困るな。たった今契約を交わしたところだろう?」
「煩い!! そもそも、何で仮面を外したんだ!?」


ゼロは首を傾げた。その表情はにやにやと笑っている。…明らかに面白がっている。


「仮面を取らなければ口付け出来ないだろう?」
「―――っ!! そうじゃなくって!! ………それ以上からかうなら、本気で…」
「ふふ、それは困るな。…分かった」


口元に手を当てて笑うゼロ。


「そうだな……君の正体を私は知っているのに、私自身の正体を明かさないのはフェアではないか、と思ったからだ」
「…だからって、今日あったばっかりの俺に、正体を明かすなんて、不用心だと思わないのか? 俺がばらすかもしれないじゃないか」
「君はばらさないさ。そうすることで君自身の正体がばれる可能性が上がる。そんな危険な橋は渡らないだろう?」
「………………」
「それに、もうひとつ」
「もうひとつ?」


ゼロはルルーシュの頬に、そっと手を添えた。そして無防備できょとんっとしているルルーシュの唇を、素早く奪う。
ルルーシュは目をパチクリとさせて、何が起こったのか分かっていない様子だ。そんなルルーシュの様子に、ゼロは悪戯が成功したかのように笑顔を見せる。


「私が、君を……ルルーシュを気に入ったからさ」


ぽかんっとしているルルーシュの鼻先を、つんっと突いて数歩後ろに下がる。
だんだん頭の中が整理されてきたらしく、ルルーシュの頬が真っ赤に染まった。


「…な、な……なななななななっ!!!?」
「突発事項には多少…というかだいぶ弱いようだな。覚えておこう」
「……っゼロ!!!!」


顔を真っ赤にして怒るルルーシュに、ゼロは笑う。


「そうして年相応にしていると、可愛いな」
「―――っいい加減にしろ!!!!」
「おお、怖い怖い」


怒鳴るルルーシュを軽くあしらうと、ゼロは机に置いてあった仮面を手に取り、再び装着する。そして、未だに顔が赤いルルーシュに、向き直った。


「さて、これから次の作戦の会議があるのだが、ルルーシュも参加するか?」
「……ブリタニア人がいても、良いのか? 黒の騎士団は日本人ばかりなんだろう?」


ルルーシュは憮然とした表情で、椅子に腰を下ろした。先ほどのことが尾を引いているのか、やはりまだ頬は赤いままだ。そんな様子にゼロは、可愛いな、と思ったりしているのだが、ルルーシュは知らない。


「…そうだな。少し実績を積んでからの方が、紹介するには良いかもしれない。…もうしばらくここで待っているのなら、会議の結果を教えるが?」
「………今、何時だ?」
「アフタヌーンティに最適の時間だ。ちなみに、会議は長くても二時間ほど。ここからアッシュフォード学園までは一時間もかからない」
「……なら、ここで待たせてもらう」


椅子に座って足を組み直すルルーシュに、ゼロは仮面の下で満足そうに笑う。


「では、また後で」
「…いってらっしゃい」


ルルーシュから告げられた言葉に、ゼロは思わず目を見開く。そして、その驚きはすぐに笑みに変わる。


「…ああ、いってきます」


くすくすと笑いながらゼロが部屋を出る。
ひとりとなったルルーシュは、椅子の背凭れに体重をかけて、深く深呼吸。まだ朱に染まっている頬を押さえ、その表情を隠すかのように俯く。
その俯いた表情は、口元に確かに微笑みを作っていた。










惚れたのか?
ほわああっっ!! な、なんだ!? 一体どこから!?
ふっ、私はC.C.だぞ? 不可能なことはない
……なんだ、この尊大な女は………
で、ゼロに惚れたのか、と聞いているんだ
ほ、惚れ…っ!! そそそんな訳あるか!!
ふむ 脈あり、ってとこか
だからっっ!!!!
安心しろ ゼロもお前のこと気に入ったようだぞ? 仲間としてだけではなく、な
…え………………って、だからそうじゃないっ!!!!
認めてしまえば楽になれるのになぁ? この意地っ張りめ
なんなんだ、この女………っ

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2009.08.24 | | Comments(0) | Trackback(0) | 短編小説

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