スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | | スポンサー広告

Cの世界・7

今現在のユフィを大好きな方は注意です。
思いっきり捏造。ですが、私の願望でもあります。
ユフィはもっと理解をしてほしかった。。。世界の状況をきちんと理解したならば、もっと良いキャラになっていただろうなぁと思うと、ちょっと胸が痛いです。

今回は暗いですので、次は明るくいきますよー!





7.この世界を愛することは










真夜中、物音でルルーシュは目を覚ました。
月明かりで時計を見るが、その針は深夜の二時を差している。
なんとなく目の冴えてしまったルルーシュは、水を飲もうとベッドから出て廊下に出た。
寝ているだろう家族を起こさないように慎重に歩く。
ふと、視界の片隅に黄緑色の髪が映った気がして、立ち止まる。


(………………C.C.? こんな時間になにしてるんだ、あいつは)


眉を寄せながら、黄緑色の髪が見えた部屋の前まで行く。
この部屋は普段客間として使っていた。今はユーフェミアが眠っているはずである。


(ユフィに用事なのか…?)


妹とはいえ、女性が寝ている部屋に入るのをルルーシュが躊躇っていると、中から声が聞こえてきた。
やはり、C.C.はここにいるらしい。
なにもこんな真夜中に話さなくても、明日もあるのだから。
そう思い、扉をノックしようとして、固まる。
話し声が聞こえてきたからだ。


「一体、なんの用ですか? こんな時間に………」
「………………………」
「C.C.さん? 聞いてますか?」
「………………マオから聞いた。お前、記憶を持っているな?」
「っ!!」


………記憶?
扉の前でルルーシュが首をかしげた。なんのことだろう。


「な、んで、そのことを…?」
「当たり前だ。私がルルーシュにギアスを与えたのだからな」


ギアスを与えた? C.C.が?
それはおかしい。己のこの力は先天性で、暴走を起こさないように、とC.C.に封印してもらったはずなのに。


「…っ!! では、貴女が!!」
「質問に答えろ。…どこまで、覚えている?」
「………………特区を造って、その祭典でゼロに…ルルーシュに撃たれて、スザクと最期に話したところまで、です」


ルルーシュは、思わず声を上げそうになる。
なんだって? 今、なんて言った? 俺が、ユフィを撃った?


「前の人生のほとんどか………失敗したな」
「失敗、とは?」
「この世界は、ルルーシュのためのものだ。あの子に一番優しい世界。
 …お前は、あの子に優しくなかったからな。お飾りの副総督、お前はこの世界に必要ない」
「なっ!! いくらなんでも、それは言いすぎです! …確かに、今思いなおしたら、私は口ばっかりだったと思います。
 でも、でも! あの時の私だって、ルルーシュとナナリーに幸せになってほしかったから、だからっ!!」
「…声を落とせ。起きるぞ」
「あ………ごめん、なさい…」


部屋に沈黙が落ちる。
ルルーシュは混乱した頭を整理しようとするが、余計に混乱していくような気がした。


「………私はこの世界に生まれてから、前の記憶を思い出してから、後悔しました。
 もっと、もっと考えれば良かったって、勉強すれば良かったって…。
 あの時、私は一番愚かな選択をした。今なら、はっきりと分かります。
 もう、遅すぎるのかもしれないですけど、今政治と経済を学校で習っているんです。また、間違えないように。また、お飾りって言われないように」
「………………………」
「今の、私の願いは、やっぱりルルーシュとナナリーの幸せです。でも、前と違うのは、そこに私がいなくても良いと言うところ。
 私は、たまにその姿を確認できれば良いの。それだけ。私は、入ってなくて良いの。そのために、美しい世界を造るわ。今度こそ」
「………………………」
「だから、だから、必要ないなんて、言わないでください。ルルーシュが幸せになるために私がいらないなら、近寄らないわ。……でも、世界に必要ないって、言わないで」


ユーフェミアは泣いているのだろう。涙声だ。
ルルーシュは混乱する頭で、考える。
泣かないで。ユフィが悪いんじゃない。誰が悪いんじゃないんだ。
自分で決めたこと、だから。
なにを失ったとしても、突き進むと決めた道だから。
C.C.の苦笑が聞こえてきた。


「…分かった。さっきの言葉は取り消す。……悪かったな」
「…いえ、前の私しか知らないのなら、仕方のないことですから」
「強くなったんだな」
「もう、守られているだけはいやですから。これからは、守っていきたいんです。………許可して、くれますか?」
「許可するもなにも、どっちにしろ守るつもりなんだろう?」
「あ、ばれました?」


ふふふ、と、C.C.とユーフェミアはお互いに笑い合う。
ルルーシュは、ほっと息を吐いた。
そしてそのままその場から離れる。
薄暗い廊下を、ふらふらとおぼつかない足取りで、自室に戻った。
自室に入ると、扉を背にして、ずるずると座り込む。
混乱がピークに達した時、頭の奥が、スパークした。

扉が、開く音がする。

ルルーシュは、膨大に流れてくる情報の海に流される。
そう、そうだった。なぜ忘れていられたのだろう?
最後に聞こえたのは、友の声。友だった、彼の声。
ルルーシュは、意識を手放した。











………ルルーシュのヤツ、元気がないな よし、マオ あいつは今なにに悩んでいる?
……無理だよ、C.C.ー
は? どうかしたのか?
ルルーシュは世界の王なんだよー C.C.と同じで、今はもうなぁーんにも聞こえない!
………ああ、そうか すっかり忘れていた………………
………うーん………C.C.って、以外にうっかりさんだよねぇ


スポンサーサイト

2007.07.14 | | Comments(0) | Trackback(0) | 捏造・長編 / Cの世界

コメント

コメントの投稿


秘密にする

«  | HOME |  »

プロフィール

あず

Author:あず
ここは、管理人あずによる期間限定女性向け非公式ブログサイトです 公式とは一切関係ありません
サイト内の画像や文章は無断転載、複製、配布等の利用禁止です
基本ルルーシュ至上主義です 

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。