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10万hitリクエスト企画10

はい、リクエスト企画第十段! 浅羽いち様のリクエストで「スザルル←ジノ+アーニャ」です!
ルルーシュを巡ってラウンズ3人が生徒会室を破壊する話です(←要約/笑)
あ、一応スザルルは付き合ってる、と言う前提で書いてます

ではでは! リクエストされた浅羽いち様のみお持ち帰りOKです。著作権は放棄していませんので、そこを配慮してくださればお好きにどうぞwwリクエスト、ありがとうございました!!

それでは、続きからどうぞー










○麗しの君は誰のもの?








放課後。生徒会室でルルーシュは本を読む。
期日の迫った書類もないし、中華に行ってから騎士団の用事もない。C.C.は騎士団と共に中華に行ったので、彼女のことで煩わされることもない。
久々に、ゆっくり出来る状況なのだ。この状況を満喫しようと、ルルーシュは買うだけ買って溜まっていた本を読みふけっていた。
窓の外を見ると、輝かしいばかりの青空と太陽。鳥の囀りがかすかに聞こえてくる。
ルルーシュはふっと微笑んだ。


「………ああ、平和だな」
「……………現実に帰ってこーい」


微笑んだルルーシュに呼びかけたのはリヴァル。
そんなリヴァルに、ルルーシュはにっこりと笑う。…口元は笑っていないが。


「この状況なんだ分かるだろう? 俺だって現実から逃避したい時ぐらいたまに…いや、結構頻繁に…むしろ大いにある!」
「いや、まあ、分かるけどさぁ………」


そう言いつつちらりっと己とルルーシュの背後を見るリヴァル。そして、ふかーくため息をついた。


「ルルーシュまで現実逃避したら、あいつら止める奴がいなくなるだろー」
「……俺なんかの制止で止まる奴らか?」
「いや、まあそこは、ルルーシュを与えれば……」
「リーヴァール?」


リヴァルの言葉に、ルルーシュの口元が歪む。こいつ、半分以上本気だな。
と、2人の背後で、どごぉっと言う音が響く。頬を引き攣らせながら背後を振り返った2人が見たのは、生徒会室の机が真っ二つに割れている姿だった。
それを見たリヴァルは、さあっと顔色をなくすと、ルルーシュにすがりついた。


「…とりあえず、何とかしてくれよ!! 原因はお前なんだからさ、お前が言ったらきっと止まるって!! な!?」
「勝手に原因にするな!! ……くそっ」


忌々しそうに言い捨てたルルーシュは読んでいた本をばんっと閉めた。そして振り返り、その視線の先にいる奴らを睨みつける。
…視線の先にいるのは、休学したはずなのに何故かいるスザクと、最近転入してきたジノとアーニャのラウンズメンバー。
その3人が生徒会室にいるのはおかしいことではない。3人共、生徒会役員なのだから。…しかし、だ。


「―――貴様ら!! 喧嘩するんだったら外でやれ!! 部屋の中で暴れるんじゃないっ!!!!」


ルルーシュの怒声に、3人が動きを止める。スザクはジノにとび蹴りを食らわせている状態。ジノはそのスザクの攻撃を防いでいる状態。アーニャは割れた机の上に乗って2人に飛びかかろうとしている状態。……全員、かなりアクロバティックな状態ではあるが、一応はその動きを止めた。
どうしてこんなことになっているのか。ルルーシュは深くため息を吐くと、頭を抱えるのだった。




部屋の片づけをさせた後、ラウンズ3人は仁王立ちするルルーシュの前に正座で座らされていた。
正座になれているスザクと表情をあまり変えないアーニャは飄々とした様子だが、1人ジノだけが青い顔をしていた。後日、ジノは「ラウンズの訓練やワンのお仕置きより辛かった」と語っている。


「―――……で? 一体何がどうして喧嘩なんかやったんだ。お前達はラウンズなんだぞ? 部屋の被害を考えて行動しろ!!」
「「だって!」」「でも」
「…全員で話さない!!」


なんでこんな子供にでも注意する様なことばかりを、仮にもラウンズに言わなくてはならないんだ。…これだからブリタニアは…。
ため息をひとつこぼしたルルーシュは、頭を抱えたいのをぐっと堪えて、スザクを指差した。


「…とりあえず、1人ずつだ。最初にスザク。言ってみろ」


ルルーシュに指名されたスザクは、拳を握り締めた。
その真剣な表情に、ルルーシュはどきっとする。こんなに真剣な表情をすると言うことは、今回の喧嘩には何か重要なことが…?


「だって、ジノもアーニャも、ルルーシュにべったりなんだもん!!!!」
「……………………は?」


だもんって、良い年した男が言う台詞か? いや、その前に何だそれは。
呆然とするルルーシュに構わず、スザクは熱弁を奮う。


「ジノとアーニャったらここに転入してルルーシュとちゃんと出会ってからルルーシュルルーシュルルーシュばっかり!! 僕が政庁で慣れない書類と戦ってるって言うのに、2人はルルーシュといちゃいちゃいちゃいちゃと!!!!」
「………いや、その、いちゃいちゃ…?」
「あまつさえ、アーニャは携帯でルルーシュの写真ばっかり撮ってるし!! しかもその中に何枚ジノに抱きつかれてる奴があったと思う!? 79枚だよ!? ななじゅうきゅーまい!!!!」
「ちょ、待て!! なんだその写真って言うのは!? 俺にはそんなもの撮られた覚えなんてないぞ!?」
「…当り前。だってジノに気を取られている隙に撮ってるから」
「はぁ!?」


静かにカミングアウトしたアーニャの言葉に、ルルーシュは思わず声を上げた。なんだそれは!?
悪びれもせずさらっと言うアーニャをスザクが睨みつける。


「そもそもアーニャはルルーシュの写真を撮り過ぎなんだよ!! 携帯の中にルルーシュ専用のフォルダがあるの、知っているんだからな!!」
「え、なんだよアーニャ。そんなの作ったのか? 私…っと、俺、聞いてないぞ!」
「だって言ってないから」
「ジノも!! 事あるごとにルルーシュに抱き付くのやめろ!! この間なんて、ルルーシュをお姫様抱っこしてたって言うじゃないか!! くそっ!! 僕もまだしたことないのに!!」
「別にかまわないだろー。そこまで言うなんて、スザクはルルーシュ先輩の何なんだ?」
「―――恋人だ!!」
「違う!!!! 嘘をつくな、嘘を!!!!」


真顔で叫ぶスザクに、ルルーシュは頬を真っ赤に染めて否定する。こんな公衆の面前でそんなことを暴露するな、この体力馬鹿が!!
ルルーシュの言葉に、少し泣きそうな表情を浮かべるスザク。そして、ジノがにやりっと笑った。


「じゃーあ、俺やアーニャがルルーシュ先輩といちゃいちゃしてても、スザクには関係ないってことだよな!! …って、うおぁ!?」
「は? ―――ほわっ!!」


勢い良く立ち上がったジノがバランスを崩す。どうやら、長く正座で座っていたため、足が痺れてしまった様だ。目の前にいたルルーシュを巻き込んで、ジノは倒れた。…ルルーシュを下敷きにして。


「あたたたた………」
「くそっ、尻もちをついたぞ! どけジノ!!」
「む、無理です、足が、痺れて……」
「……………記録」

ぴろりろりーん


アーニャの携帯の音が鳴る。
その音に、ルルーシュははっとなる。今のこの体勢。見ようによっては押し倒されている様に見えないか? そんな写真を誰かに見られでもしたら…っ!!


「ああああああアーニャ!! 今の写真を消せ!! ジノ!! お前もどけ!!!!」
「ルルーシュ先輩って、良い匂いしますねー」
「顔を埋めるな!!」
「…記録」
「写真を撮るな―――っっ!!!!!!」


ルルーシュはなんとかジノの下から這い出ようとするが、ジノに抱きつかれてしまいそれもままならない。ルルーシュが動けないことを良いことに、ジノは抱き付くわ、アーニャはそんな2人の写真を撮りまくるわ…。
少し離れたところで座っていたリヴァルは、その状況に苦笑した。これは悪友を助けてやらなくてはいけないかなー。と、思い、腰を浮かせ掛ける。
…その瞬間、リヴァルの視界に、スザクの姿が入った。
スザクの表情は見えないが、周りの雰囲気が淀んでいる。
やばい。直感的にそう感じたリヴァルは、1歩後ずさった。このまま窓から逃走するか、悪友を助けるか。
すこしばかり考えた末、リヴァルが出した答えは。


「…………悪いルルーシュ!! やっぱ我が身には変えられねーよっ」


涙を流しつつ、リヴァルは窓から逃走する。…その判断は、間違っていなかった。後に、彼はそう語る。
スザクの周りにはなにやら暗雲めいたものが渦巻いている…様に見えた。
スザクはゆらりっとふざけているジノの方に歩く。そして、思いっきりジノを蹴り飛ばした。いきなり重圧がなくなったことに、ルルーシュはきょとんっとする。
どごっと言う音とアーニャのボタンを押す音が重なった。
そしてルルーシュから(強制的に)離れたジノに、スザクはにっこりと笑う。


「ジノ、いい加減にしないと、温厚な僕でも切れちゃうかもしれないなー。と、言うかルルーシュに近寄るなこの駄犬が」
「す、スザク!?」
「おー怖! つーか、別に良いだろ、スザクとルルーシュ先輩は何の関係もないんだしさ!! あとマジに痛いぞ!!」


ジノはにやりっと笑ってスザクに返す。スザクはと言えば、表面上は笑っている。
そんな2人の間にいるルルーシュは、2人を交互に見て眉を寄せた。


「って言うかさ、俺ルルーシュ先輩好きだし、スザクと何にもないって言うなら、俺と付き合っちゃおっかー?」
「ふざけるなよこの無駄にデカイだけの駄犬が!!!! 僕のルルーシュなんだからね!!!!」
「はは! ルルーシュ先輩もまんざらじゃないんじゃねー? こんないつ切れるかわからない奴よりもさ!!」
「………だめ。ルルーシュは私のものなの」


言い争う2人に、己の携帯をそっとルルーシュに持たせたアーニャが、宣言する。


「……アーニャ、君もか。君とは争いたくなかったけど。…写真、メールしてもらってるし。でも、ルルーシュのことなら別だ!!」
「望むところ。貴方達にルルーシュが守れるとは思わない。だから、私のもの」
「おーっと、それは過小評価じゃないか? この茶色い犬はどうか知らないけど、私は違うぜ」
「黙れこの金色駄犬!! ルルーシュを守るのは僕だ!!」
「ううん。私」
「いや、私だ!!」


3人の間に、見えない火花が散る。そして、良い合いでは埒が明かないと判断したらしく、全員が戦闘態勢に入った。


「そんなこと、言えなくなる様にしてやる…っ!!!!」
「は! それは私の台詞だな!!」
「2人まとめて、伸してあげる…!」


実力行使に出た3人は少し前の様に、ここが室内と言うことも忘れて暴れまくる。
そんな3人から離れたルルーシュは、はぁっと深いため息をついた。せっかく片付けたと言うのに…。ラウンズが、それも3人も暴れた後の惨状を思い浮かべ、ルルーシュは今から憂鬱な気持ちになる。
今日はゆっくりと出来ると思っていたのに…。とんだ災難だ。
ルルーシュは、3人が未だ暴れる生徒会室からこっそりと出ると、自室に戻る。
そして、机に積んであった本の中から1冊を取り出すと、ベッドの上に横たわって読み出した。
読書のBGMは鳥の声と木々が風によって揺れる音。そして、何かの壊れる音と、誰かの叫ぶ声。
とりあえず、逃げ出したリヴァルは後で殴るとして。
ルルーシュは全てを無視して、現実逃避することに決めたのだった。
…ちなみに、アーニャの携帯の写真については、ロックがかかっていたため、消すことが出来なかった、と言っておこう。










ちょちょちょっと!! なんなのこの状況は!! 部屋がめちゃめちゃじゃない!!
か、会長!! あ、そのすみませんっ!! 頭に血が上ってて…
スザク君もジノも、この部屋くらい酷い顔よ!?
え……あ、本当だ おっとこ前な顔が台無しだなー…って、アーニャは何で無傷なんだ
簡単なこと 2人を盾にして避けたから
あーなるほど
そこは納得するんじゃなくて、怒るところじゃないか、ジノ
…とりあえず、部屋をこんなにした罰は受けてもらうからね!! …あと残りの2人は?
……え? ルルーシュがいない!? ひ、酷いよルルーシュのために戦ったのに!!
罰として部屋の掃除から始めてもらいましょーか? 逃げないのよスザク君!!
その前にルルーシュのところに行かせてくださいーっ!!!!
駄目!!

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2009.02.24 | | Comments(2) | Trackback(0) | 短編小説

コメント

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2009-02-28 土 13:50:55 | | # [ 編集]

コメントありがとうございます!

>浅羽いち様
あまり対決、と言う感じにはなっていないような気もしないでもないのですが^^;
気に入っていただけたようで、よかったですww
これからもがんばりますので、よろしくおねがいしますねww
コメント、ありがとうございました!!


2009-03-04 水 00:47:01 | URL | あず #- [ 編集]

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