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10万hitリクエスト企画6

はい、リクエスト企画第六段! sora様のリクエストで「女の子達×ルル、枢機卿設定でほのぼのシリアスほのぼの系」です!
こんな感じですかね?? シリアスってほどシリアスにはならなかったのですが…^^;
ルルーシュは女の子達に守られていればいいと思います! むしろ全ての人に守られていればいいんだっ!!!!(←)

リクエストされたsora様のみお持ち帰りOKです。著作権は放棄していませんので、そこを配慮してくださればお好きにどうぞwwリクエスト、ありがとうございました!!

それでは続きからどうぞー













○笑顔の楽園に咲くカーディナル








そこは争いなど関係ない、とても美しい場所だ。
色取り取りの花が咲き誇り、鳥は美しい囀りを奏で、風は優しく空間に流れていた。
この庭園のある場所は、神聖ブリタニア帝国の中心部。皇帝が政治を行う政庁のすぐそばに建てられている神殿。その中の一画に存在する。
庭園に入ることができるのは、ほんの僅かな人物のみ。神殿には元々限られた人物しか入ることができない。その上、この庭園には実質的な主である枢機卿猊下が認めた人物しか入ることが許されない。枢機卿猊下が、気を許して過ごせる唯一の場所なのだ。
庭園に設置されたテーブルと椅子に座って、枢機卿猊下…ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは優雅に紅茶を飲む。


「………ん。また腕を上げたな、ミレイ」
「ふふ。ルルちゃんにそう言ってもらえる様にがんばってますからねー」


褒められたことに対して頬を少し赤く染めながら、ミレイは嬉しそうに笑った。
それを見ていたシャーリーとユーフェミアが、持っていた箱をルルーシュに差し出した。


「ルル! これ私とユフィが作ったの!! み、見た目はちょっと悪いけど、でも味は保証するから!!」
「ちゃんと味見もしましたし、大丈夫でしたわ!! ですから食べてください、ルルーシュ!!」
「ああ、いただくよ。……うん、上手い」


ルルーシュが笑って言う。その言葉を聞いて、シャーリーとユーフェミアはお互いに手を取り合って微笑み合った。
その様子を見て、ミレイは優しく笑う。


「この子達ね、すっごくがんばったのよー。ルルちゃんに絶対美味しいって言わせるんだーって。…まあ、その分、キッチンは大打撃だけどね」
「ちょ、ミレイさんひどい!」
「そうですよミレイ! ルルーシュの前で言ってはいけませんわ!!」
「キッチンを片付けるメイドに、労いの言葉でもかけてやらないとな」
「もうルルまで!!」
「ひどいです!!」


むうっと膨れる二人に、ルルーシュとミレイは声を上げて笑う。しばらくはそんな二人を睨んでいたシャーリーとユーフェミアだったが、その内彼女達も笑い出した。
庭園に、和やかな雰囲気が流れる。
ふと、庭園に誰かが入ってきた足音がする。一瞬、警戒した彼女達だったが、すぐに警戒を解く。ルルーシュと言えば、警戒するはずもない。なぜなら、足音の主は彼の最愛の少女のものなのだから。
ルルーシュは椅子から立ち上がると、少女にほほ笑んだ。


「やあ、いらっしゃい。待っていたよ、ナナリー」
「こんにちは、お兄様。それに、ユフィ姉様やミレイさん、シャーリーさんも」


にっこり笑って挨拶をする少女は、ナナリー・ヴィ・ブリタニア。ルルーシュの実妹だ。
ナナリーはルルーシュに促されるままに、椅子に座る。


「学校は? もう終わったのか?」
「はい。終わって、すぐに来たんですけど、やっぱりユフィ姉様の方が早かったみたいですね」
「ふふ。だってルルーシュ達と過ごすために、午前中すっごくお仕事がんばったんだもの! 私だって、やればできるのよ?」
「なら、この案件は俺の意見を聞かずにやってみるか?」
「も、もう! ルルーシュの意地悪!!」


庭園に笑い声が響く。
ナナリーの手土産であるケーキを食べたり、他愛もない雑談をしたり。時間は緩やかに流れていった。
楽しい時間も過ぎ、そろそろお茶会も終わりだと言う頃。なにやら本殿の方が騒がしい。
首を傾げるルルーシュ達。ミレイが立ち上がった。


「ちょっと見てくるわ。ルルちゃん達はここにいて」
「…わかった。頼んだ、ミレイ」


心配げに眉を寄せるルルーシュにウインクをひとつ投げると、ミレイは本殿に続く廊下へと駆けて行く。しかし、廊下に辿り着く前にミレイは立ち止まった。なぜなら、本殿の方からカレンが走ってきたからだ。
カレンの表情は硬く、どこか焦っている様子。それを見て、ルルーシュも立ち上がった。


「何があった、カレン」
「テロよ。ブリタニアを是としない奴らが、政庁と神殿に侵入してきたみたい。…とりあえず、ルルーシュ達は隠れて…」
「……ちょっと遅かったみたいね」


苦笑して言うミレイの言葉にカレンが振り返ると、黒い服を着た男達がこちらに向かって来るところだった。
カレンはひとつ舌打ちをすると、ミレイの手を引いてルルーシュ達の傍まで行く。
ルルーシュはひとつため息をこぼすと、ナナリーとユーフェミアを庇う様に彼女達の前に立つ。その前にはカレン。ミレイとシャーリーは、ナナリーとユーフェミアに寄り添った。


「…警備がなっていないな。後で皇帝陛下にでも進言しておくか」
「そぉねぇ……宗教施設だから軍を置く訳にもいかないけど、大事な大事な猊下を守るためなんだし、神殿にもKMF配置させてもらったら? 動かすのは私達でできるし」
「え、駄目ですよミレイさん! KMF置く場所ないですもん! この庭園削ることになっちゃう!」
「……あの無駄に巨大な神像を縮小して、祈り間を今の半分にすればいけるんじゃないのか?」
「確かに、大き過ぎますものね、あの像」
「そうそう。なのに、あまり似てないのよね」
「るーるーっ!! ナナちゃんもユフィも乗らないの!!」


テロリストが迫ってきていると言うのに、己の背後は和やか過ぎる…。カレンは頬を引き攣らせながら考える。和やか過ぎて、己の緊張感もぷつんっと途切れてしまいそうだ。
そのテロリスト達は、ルルーシュ達を囲む様に並び、銃を構える。その中の1人の男が、一歩前に出た。


「……枢機卿ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだな?」
「いかにも。で? 私達をどうしたいんだ?」
「拘束させてもらう。抵抗するなら容赦なく撃つ」
「お前、ブリタニア皇帝のお気に入りらしいな。人質にさせてもらう」
「……ふうん」


ルルーシュは興味がなさそうに男達を見る。そして馬鹿にしたかの様に嗤った。


「なんだ、ただの三流か」
「―――なっ!!!!」


ルルーシュの言葉に、男達は絶句する。そしてルルーシュのことを睨んだ。


「貴様、状況が分かっていないのか?」
「いや、分かっていないのはお前達の方だな」


くすくすと笑うルルーシュ。あまり挑発しないで欲しいと、カレンはため息を吐いた。
ミレイ達も、男達を見てルルーシュの言っている意味を理解する。
この神殿に侵入してきたと言うのに、彼らはあまりにも無防備なのだ。もちろん、防弾スーツや銃火器と言った類のものは装備している。しかし、肝心なところが完全に無防備だ。


「事前に調べなかったのかしら?」
「ちょっとお馬鹿さんですよねぇ…」
「隠していることでもないのに。伝説とかそう言うものだと思ったのかな?」
「この分だと、政庁の方に侵入したって人達も全滅かもね」


言いたい放題言い出すミレイ達に、男達は肩を震わせた。それを見て、カレンがミレイ達に叫ぶ。


「もー! 皆もあんまりあいつらを挑発する様なこと言わないでって!! 確かに私も馬鹿じゃないかって思ったけど、一応銃向けられてるんだからね!!」
「…カレン、お前も十分挑発してるぞ」


あまりの言い草に、テロリストの1人が切れた。
カレンの足元を目掛けて銃を撃つ。


「黙れ貴様ら!! 状況が理解できないのか!! 人質には枢機卿だけで十分なんだよ!! お前達は殺したって構わないんだぞ!!」


怒りの形相でルルーシュ達を睨みつける男。その男に触発されて、他のテロリスト達も引き金に添えている指に力を込めた。
そんな危機的状況であっても、ルルーシュ達の反応は薄い。


「……ふむ。まあ、一応相手くらいはしてやるか」
「ルルーシュ。一応、気をつけて」
「ああ」


そっとカレンの肩に手を添えて、ルルーシュが前に出る。男達はやっと従う気になったのかと、にやりと笑った。
しかし、笑うのはルルーシュも同じだ。にっこりと笑顔でテロリスト達に告げる。
左目を赤く輝かせながら。


「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。全員銃を捨てて、明日まで動くな」
『イエス・マイ・ロード』


男達が一斉に銃を投げ捨てる。その男達の眼を縁取るのは、赤い光。
ルルーシュがやれやれと言った様子で肩をすくめた。


「だから、三流だと言っただろう?」
「ほんとそうよねー。この神殿でテロするのに、ギアス対策をしてないなんて」
「おまぬけさんですね」


全員でくすくすと笑い出す。
この神殿で祀られているのは、ギアスを司るCの世界とそのコードを持つ女神だ。神殿には女神が住み、第々皇帝と枢機卿にギアスと言う特殊能力を授けてくれるとされている。ルルーシュに言わせると、女神ではなくて魔女の様な存在だが。
大半の人間は神殿を神聖化するためのただの伝説だと思っている様だが、実際は伝説などではない。知っている者は知っているし、理解もしている。
ルルーシュが皇位を捨て、枢機卿として即位した時、女神にもらった力は絶対遵守のギアス。どんな命令でも、一回だけ人に従わせることのできる力だ。
現皇帝もギアスを授かっている。実を言うと、皇帝と枢機卿両方がギアス持ちになったのは本当に久々のことなのだ。何分、女神は気紛れなため、気に入った人間にしかギアスを与えようとはしない。
ブリタニアに対してテロを行うのなら、この位知っていて当然だ。ルルーシュが男達を見て嗤った時、彼の肩がいきなり重くなった。さらりと緑の髪が零れる。


「…C.C.、遅い登場だな。あと、退け。重い」
「おや、ずいぶんな言い草だなルルーシュ」


にやりっと笑う黄緑色の少女。C.C.と呼ばれた彼女こそ、この神殿の信仰対象であるギアスの女神だ。
ナナリーがにっこりと笑ってC.C.に挨拶をする。


「こんにちは、C.C.さん」
「ああ、ナナリー。お前の兄に言ってやってくれ。私は神殿の中に無粋にも入ってきた馬鹿な男達を追っ払っていたと言うのに、こいつときたら感謝の気持ちすらもっていない」
「…どうせ大したことはしていないんだろう?」
「何を言う。ちゃんとしたぞ? 咲世子が倒した相手をCの力を使って外に投げ捨てた」
「咲世子さん任せじゃないの!!」


飄々と言うC.C.に、カレンが眉を寄せた。


「で、しぃちゃん。こっちは良いとして、政庁の方は?」
「あ、政庁、大丈夫でしょうか…」


ミレイの言葉に、ユーフェミアは政庁にいるはずの姉を思い出す。不安げなユーフェミアを落ち着かせるためか、幾分か柔らかな声でC.C.は言った。


「大丈夫だ。政庁の方はラウンズが出て対処したみたいだな。コーネリアは自分も出て行って戦おうとして、騎士に止められていたみたいだぞ? 相変わらずの姉だな」
「そうですか……良かった」
「今はまだ混乱してるだろうから、もうしばらくここにいておしゃべりしよう! 良いでしょ、ルル!」
「良いですか、お兄様」
「まあ、その方が良いだろうな」
「じゃあお茶入れ替えないとねー。さっきので冷めちゃったわ! しぃちゃんも飲むわよねー?」
「ああ、頼んだ」


ミレイが紅茶を入れるために動き出す。
再び和やかなお茶会を始めようとした時、ルルーシュがC.C.に言った。


「おい」
「なんだ?」
「こいつらも外にやってくれ」


ルルーシュが指差すのは、ギアスの力のせいで動けない男達。


「…………ああ、影が薄いせいか忘れていたよ」
「お茶会には目障りだろう?」
「違いないな。………ふん」


C.C.が指をひと振りすると、男達の姿が掻き消える。Cの世界を通じて、神殿の外へと運ばれたのだ。彼らはギアスの力によって明日まで動けない。その間に憲兵にでも捕まるだろう。
ルルーシュはC.C.に対してにっこりとほほ笑んだ。


「ありがとう、C.C.」
「…………素直なお前は少し怖いな」


お互いに笑い合う。そして皆が待っているお茶会の席に向かった。
色取り取りの花が咲き誇り、鳥は美しい囀りを奏で、風は優しく空間に流れている。
ここは争いなど関係ない、とても美しい場所なのだ。
そう、女神が守る、幸せな箱庭。
壊そうとする者は、誰であろうと許しはしない。
そして今日も、庭園には幸せが満ち溢れた。










私も、お兄様の親衛隊に入りたいです!
ナナリー?
そうすればミレイさん達みたいにいつも一緒にいられますし!
気持ちは嬉しいが…
良いんじゃない? ナナちゃんはルルちゃんより運動神経良いし
ルルがなさ過ぎとも言うけど…
もっと体力つけなくっちゃね そうだシャーリー、今度は力が付く料理を作りましょう!
良いね、それ!
そこまで心配されるほど俺は体力がない訳ではない!!
いや、確実にないでしょ、体力
そうだな 絶対ないな ピザにかけて断言できるぞ、私は
そ、そこまで言うか…!?
ね、だからお兄様は私が…ううん、私達が守らなくっちゃ!!

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2008.12.04 | | Comments(3) | Trackback(0) | 短編小説

コメント

感想

読んでこのナナリーならいずれさすが閃光のマリアンヌの娘だと言われるぐらいになってそうですね。そしてルルーシュはナナリーを心配したりしてその事でC.C達に笑われたりからかわれたりしてそうだと思いました。

2008-12-05 金 08:20:51 | URL | Z #JUGsyThY [ 編集]

ありがとうございました♪♪♪

あず様、

きゃぁーvvv素敵なお話をありがとうございます!!
女の子×ルルは大好物ですvvv
守るか守られるかのどちらかではなく、守り合うその関係がとっても素敵でしたvvv
是非とも私もルルーシュ猊下の親衛隊に入りたいですvvv
唯一この女性人達とルルーシュの中に入れるのはジェレミア卿とロイドさんぐらいですね、きっと(笑)!

本当にありがとうございました!

2008-12-05 金 21:05:37 | URL | sora #QxIeAsg2 [ 編集]

コメントありがとうございます!

>Z様
何の障害も持っていないナナリーは強いでしょうね。お兄ちゃんは守られるのが嬉しいやら辛いやら…(笑)
危ない危ないって言っていて、実は本人が危なっかしいww周りもきっと大変ですww
コメント、ありがとうございました!!


>sora様
お気に召しましたでしょうか?? 私も女の子×ルルは大好物ですwwご飯三杯はいけちゃうww(笑)
猊下はきっと守られているだけでは満足しないでしょうからww守る方も一苦労です(笑)
猊下の親衛隊に入るには、きっと厳しい試験がありそうですねww
ジェレミア卿もロイドさんも違和感なさそうwwひょっこり現れてそうですねww
コメント、ありがとうございました!!

2008-12-13 土 01:51:03 | URL | あず #- [ 編集]

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