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10万hitリクエスト企画3

はい、リクエスト企画第三段! ルル虐め隊様のリクエストで「1万hitリクエスト企画小説第十七弾『社会人俺スザルル』のつづき」です!!
なんとも言えず、あれですね、社会人設定なのにそれがうまく生かし切れていないのがなんとも…^^;
そしてやはりC.C.が出張ってしまう。。。動かしやすいんですよ、彼女…
俺スザクなのにヘタレですねぇ……そしてスザルル指定なのにつきあってもいないって…!!(←)
そしてルルーシュはいつもの2割増しくらいにデレが出ている……

リクエストされたルル虐め隊様のみお持ち帰りOKです。著作権は放棄していませんので、そこを配慮してくださればお好きにどうぞwwリクエスト、ありがとうございました!!

それでは続きからどうぞー











○愛しいと思った瞬間








休憩時間、携帯をいじりながら俺は悩んでいた。
今携わっている仕事のことじゃあない。仕事の方は順調と言っても良いぐらい安定している。じゃあ何を悩んでいるかと言えば、プライベートのこと。
…企画部のルルーシュ・ランペルージについてだ。
1ヶ月ほど前、飲み会の時に助けて以来、社内で会うと挨拶を交わして少ししゃべる程度の仲にはなった。…しかし、だがしかし。


「………まだ、アドレスも知らねーんだよなぁ…」


携帯を見て、はあっと大きなため息が出る。
アドレスどころか、普通に話ができる程度の知り合いでしかない。タラシとリヴァルに言われるほど、落とせなかった女の子はいない百戦錬磨の枢木スザクが、情けない。
しかし、今までの女の子達と同じ様な気持ちで、彼を考えている訳ではない。本当に、本当に好きなんだ。…自覚したのは最近だけど。
ルルーシュに会うと、胸がどきどきして、苦しくて、頭が真っ白になって、上手く話せない。
今までにだって、好きになった女の子はいたけど、こんなこと、一切なかった。これではどこの10代の少年だ。
こんな状態だから、いまだにアドレスだって聞けやしない。
はあっと深いため息が出る。


「何だ、ずいぶんと景気の悪い顔をしているな」
「は…あ、コンニチワ」


くすくすと笑いながら俺に話しかけてきたのは、企画部の部長。ルルーシュの直属の上司だ。
ちょっとひきつったが、俺はなんとか笑みを浮かべる。…この人、苦手なんだよな。
そんなことを思ったのが通じたのか、彼女はにやりと笑った。


「……あの、なんか用ですか?」
「お前、ルルーシュとどこまで進んだ?」
「ぶっ!!!!」


にやにやと笑う彼女。対する俺は顔を真っ赤にさせて、口をパクパクとさせた。いきなり何を言い出すんだこの女!?
そんな俺の様子を見て、彼女はにやにやと笑った。


「何だ、まだ会話だけと言った感じか。つまらないな。タラシで有名な枢木スザクが、まだたったそれだけとはな」
「―――っっ!!!!」


この女、性格悪っ!!
思わず睨みつける俺に、彼女は意地の悪い笑みをやめない。そして、少し思案気に視線を逸らすと、彼女はくすっと笑った。
…なんだろう、何か企んでそうな笑みだ。


「協力、してやろうか?」
「………は?」
「だから、お前とルルーシュの仲を、だよ」


協力……協力って。
そりゃ、彼の上司が協力でもしてくれたら、少しは近付けるかもしれない。しれないが、相手はこの女だぞ? 絶対何か裏があるに決まっている!! 今だってにやにやとした笑みのまんまだし!!


「え、遠慮シマス…」
「おや、遠慮なんていらないさ。私はただ、ルルーシュにもっとオトモダチができれば良いと思っているだけだからな」
「………オトモダチ、以上になりたいんですけど…」
「身の程知らずが。…まあ、それはルルーシュ次第だしな。………見込みはあるんじゃないか?」
「え…」
「あいつ、犬好きだしな」


犬。……そりゃ確かに俺は犬っぽいって言われるけど! 言われるけど!! ……いや、でも彼が犬好きなんだったら俺は別に犬でも……いやいやいや!! 俺なに考えてんだ!!!!
百面相をしているだろう俺を見て、彼女はこらえきれないかの様にくすくすと笑った。笑っている姿を見て、俺の機嫌は下がる一方だ。くそう…。


「…いい加減に……」
「―――おいルルーシュ! こっち来い!!」
「…………………は!?」


ルルーシュ!?
きょとんっとして、彼女が声をかけた方を見る。そこにいたのは、意中の彼。
いつもさらさらとしている黒髪に、眼鏡で隠されている紫の瞳。濃紺のスーツを着こなして、書類を片手に持っているのは、ルルーシュ。
俺はぱくぱくと口を開けたまま。今の俺は、絶対顔が真っ赤だろう。
彼は少し呆れた表情で近寄ってきた。


「何ですか、部長。もうすぐ休憩時間終わりますよ。……ああ、スザクもいたのか」
「あ、ああ」
「そんなことより、ルルーシュ。お前今晩暇だったな?」
「……確かに暇ですけど、なんで貴方が知ってるんですか?」
「フッ………私は部長だからな」
「……また、職権濫用ですか?」
「そんな大層なものでもない。枢木スザク」
「は、はい?」


いきなり呼ばれて、びくっとなる。あああ、情けない。ルルーシュの前だって言うのに…。


「お前、今日は暇か?」
「え、ええ、まあ」


今日は残業の予定も、誰かと会う予定もない。…そもそも、ここ最近の交友関係は本当にクリーンなのだ。そう、ルルーシュのことを好きだと自覚してから、今まで付き合っていた彼女やセックスフレンドと別れたから。だから、最近はひとり寂しく部屋と会社を行ったり来たりの毎日だ。……ああ、何か空しい………。


「なら話は早い。おいルルーシュ、お前、今日こいつと食事でもして来い」
「「……は??」」


俺とルルーシュの声が重なった。何を言い出すんだ、この女は!
確かに、ルルーシュと食事にでもいけたら、天にも昇る気持ちだろうが、それでも、こんな、この女に言われたからじゃなくて、俺だって、ルルーシュを食事に誘うことを考えていなかった訳じゃなくて……。あああ! くそっ先を越された感じが…っ!!
ちらりっとルルーシュの表情を伺うと、彼は怪訝な表情を浮かべていた。…俺と、食事に行くのを、ルルーシュはどう思ったのか。嫌、なのだろうか。うう、へこむ…。


「いきなり何を言い出すんですか」
「お前もたまには同世代の友人と遊ばないとな。それに、お前行きたいって言っていたレストランがあっただろう? ここ最近は私も忙しいから相手をしてやれない。ひとりで行くより、2人の方が楽しいだろう?」
「………まあ、そうですけど…」
「それとも、何か? こいつとは行きたくないとか?」
「いや、それはないが」


彼女の言葉を即座に否定したルルーシュに、俺は顔が再び真っ赤になるのを感じる。


「スザクは良いのか?」
「お、俺なら全然構わないぞ!! む、むしろルルーシュと一緒に行きたい!!」


思わず力んで言う俺に、ルルーシュは少し驚いたようだったが、すぐに照れたように笑った。


「ああ。俺もお前と行ってみたい」
「―――っああ!!」


そんな笑顔で言われたら勘違いするだろうルルーシュっっ!!!! ちくしょう可愛いなおい!!!!
悶絶しそうになる自分をなんとか制御して、ルルーシュにほほ笑みかける。彼の横では、彼女がしたり顔で見てくるが、そんなのもうアウトオブ眼中。
ルルーシュと食事!! 食事ってことはデートでもある!! つまりルルーシュとデート!! 俺は心の中でガッツポーズを決めた。
このチャンスを逃してたまるか!! 今日こそ、今日こそアドレスを聞き出してみせる…っ!!!!





…あああ、無理。本気でもう無理。
フランス料理を食べながら、俺の頭はパンクしそうだ。
目の前にはルルーシュ。彼はとても優雅に食事をする。本当に、彼は俺と同じ生き物なのか? ああ、もう見ているだけで胸がいっぱいになりそうだ。


「……スザク?」
「……えっ! な、なんだ??」
「さっきからあまり進んでいないみたいだけど、調子でも悪いのか? それとも、口に合わないか?」
「いや、大丈夫だ! 料理も、美味しいよな」


にかっと笑うと、ルルーシュもほっとしたように笑う。く……可愛いっ。
実のところ、緊張とルルーシュが目の前にいることで、あまり味がわからないのだが。
そんな俺に、ルルーシュは料理について丁寧に教えてくれる。


「このソースはアイオリソースって言ってな、マヨネーズと同じで卵黄と油を乳化させて作るんだ」
「…ルルーシュって、料理のことよく知ってるよな。作るのか?」
「まあ、作るのは嫌いじゃないな」
「へー。俺なんてひとり暮らしが長いってのに、今だにろくなもん作れないぜ」
「じゃあ、今度何か作ってやるよ」
「…マジで!!!?」
「上手いかどうかはわからないぞ?」


くすくすと笑うルルーシュ。話の流れ的なことなんだろうけど、ルルーシュの手料理!! 食べたい、ものすごく食べたい…っ!! ルルーシュの手料理に比べたら、今食べているフランス料理なんて天と地、月とスッポンっ!!!! あああ、エプロンだって似合うんだろうな…。新妻ファッション……………はっ! 駄目だ駄目だ!! 変な方向に妄想が行きそうになった…っ!!
ちらりっとルルーシュを見ると、にこにこと笑って料理を食べている。会社で見かける時とかには、絶対ない表情だ。そんなに料理が気に入ったのか?


「…ルルーシュ、美味しいか?」
「ああ。…どうかしたか?」
「いや、すっげー美味しそうに食べてるからさ。そんなに笑ってるの、珍しいし」


ルルーシュはきょとんっとしてから、少し照れた様に笑った。


「確かに、ここの料理も上手い。だけど、その、それだけじゃなくて、だな…」
「ん?」
「その……俺、今まで同年代の友人がいなかったから。なんか遠巻きにされてたりさ。…こうやって食事したりすることがあまりなくてな。…だから、スザクと話して食事をするのが楽しいんだ」
「……っ!!!!」


俺、もう駄目かも……っ!! 顔とか、茹ダコみたいになってそうだ…。なんだこの天然は…っ!!


「ほんと言うと、もっと交友関係とか増やして、同世代の奴らとも話してみたいんだがな。機会がなくて…。携帯電話とかも、仕事かC.C.…ああ、上司ぐらいからしかかかってこないしな。一度、メル友ってやつをやってみたいんだ」
「………ルルーシュ、今携帯持ってるか?」
「あ? ああ。これだが」
「貸して」


ルルーシュの携帯電話を受け取ると、俺はぽちぽちっと慣れた感じでボタンをプッシュする。ルルーシュの携帯電話は、彼に良く似合うすらりっとしたブラック。内心どきどきしながら、携帯電話をルルーシュに返した。
彼は、その画面を見て目をパチクリ。その後、頬を淡く朱に染めた。…だからそう言う可愛いことはやめてくれっ!! 耐えられなくなる…っ!! ………ちくしょう可愛いなぁ!!


「あの、スザク」
「それ、俺の番号。いつでもかけて良いから」
「…良いのか?」
「俺、結構暇してるから、食事とか、付き合うし。…今度、俺の同期とかも紹介する」


本音を言うと、誰にも紹介なんてしたくなかったが、ルルーシュがもっと嬉しそうに笑ってくれるなら。…とりあえず、周りの奴らには牽制しておけば問題はないし。


「スザク、ありがとう」
「…俺達ってどんな関係?」
「え? …………とも、だち?」
「聞くなよ。そう、友達。友達なら、アドレス交換とか当たり前だって。だからお礼なんていらねーの!」


今は、まだ友達で良い。それでルルーシュが喜んでくれるなら。だけど、いつまでもそのポジションにいるつもりはない。とりあえず、今は信頼してもらえるぐらい、仲良くなりたい。
とても嬉しそうに笑うルルーシュ。会社でのクールなイメージよりも、可愛いって言うイメージの方が、もう強い。ああ、ちくしょう………可愛すぎだって。


「スザク、本当にありがとう」
「だから、お礼はなし! それより、この料理って何使ってるかわかるか? なんか食べたことない味」
「ああ、これはだな…」


先はまだまだ長そうだが、今はこれでも良い。
いつの間に、こんなに慎重になったんだか。高校時代、大学時代の知り合いが見たら、卒倒するんじゃないか?
…それでも、ルルーシュが笑ってくれるなら、構わない。そう思ってしまう、思えるようになった。これが本当の恋の力なのか、と少し臭いことを考えてみたりもする。……本当に臭いな、おい。










ああもう!! じれったいったらないなあいつらは!!
……あのー、なんで俺までこんな覗きみたいなまねをさせられているんでしょーか…?
…ん? 何を言う、お前は枢木の友人だろう? だからだ
いやいやいや!! だからってこんなことばれたら俺スザクに刺されますって!!
私のお気に入りなルルーシュを、男と2人っきりで会わせろと?
だったらなんでスザクと食事に行く様に仕向けたんっすか!!
意外に、純情だったから、かな? まだ会話だけとは思わなかったからな
………まあ、いつものスザクなら会ったその日にキスしてますもんねー
そんなことをしてみろ 死んだ方がましだと思うほど酷い目に合わせてやる
………あんた、本気でどうしたいんっすか…


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2008.11.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | 短編小説

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