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世界が貴方を待っています -3-

はい、25話後捏造ルル生存中編の3話目です!!
今回はどうしてルルーシュが不死なのか、5年間何をしてたのか等です
コード継承は、シャルルのコードを受け取ったと言う説をベースに妄想(笑)コードについては、私の推測やら想像なので、適当に流していただけると…^^;
あと、ナナリー、神楽耶、カレンの台詞が少なめですが、それは人数が多くて私が書き表せられないと言う部分もあります。ですが、それ以上に、言わせたい台詞がことごとく「……ルルーシュを裏切った/信じられなかったお前が言うのかーっっ!!」となってしまうものだったので…^^;あうあう
(ちなみに、咲世子さんの台詞が少ないのは、彼女が後ろに控える人だからです)
なので、この3人がお好きな方はすみません><; でもちゃんと愛はありますから!! あふれてますから!!(爆)

それでは、続きからどうぞー








○世界が貴方を待っています -3-








本来、ルルーシュは死ぬはずだった。
スザク扮するゼロに刺されて、ルルーシュは死んだ、はずだった。
しかし、彼は生きている。不老不死となって。
それは何故か? その答えは彼が皇帝となる一か月前まで遡る。
アーカーシャの剣にて、明日を望み、シャルルとマリアンヌを屠った時まで。


「まあ、ぶっちゃけて言うと、シャルルのコードがルルーシュに移ったと言うことだがな」
「端的に言うとそうだな」


うんうんと頷き合うルルーシュとC.C.。それにスザクが首を傾げた。


「ちょっと、待ってよ。確かコードを受け継ぐと、ギアスは使えないんじゃなかったの? あの後、ルルーシュ思いっきり使ってたじゃないか」
「ああ。だから俺も気づかなかった」
「コードと言うのは、受け継いでから1度死ぬまで、その効果は表れないんだ。私も、コードを受け継いだのはずいぶんと昔のことだからな。そのことをすっかり忘れていた」


ルルーシュが眉を寄せる。


「その前…嚮団壊滅の際に奴と対峙した時だって、今から思えば可笑しかった。あの時点ですでにコードを持っていたはずなのに、演技で俺のギアスにかかったフリをして自殺するか? つまり、あそこでは俺のギアスにきちんとかかっていたんだ」
「じゃあ、あの、シャルル陛下が飛んできた時にコードが?」
「ああ。よくよく考えると、あの時あいつはコードの浮き出た方の手で、俺の首を絞めたし、な」


スザクの言った言葉に、ルルーシュとC.C.以外が口元を引き攣らせる。ギアスやらコードやら、教えてもらったものの、いまいちよくわからない。その上、シャルル皇帝が飛んでくる? そして首を絞める? いったいどこのホラー映画だ。
そんな周りの反応を余所に、ルルーシュ達は真剣な表情で話し合う。


「シャルルを消し去ったから自動的にコードが移ったのか、もしくはあの時、シャルル自身がルルーシュにコードを受け渡したのか……真相は定かではないがな」
「絶対嫌がらせに決まっている」


ルルーシュは忌々しそうに吐き捨てた。


「…もしかしたら、親心かもーとか?」
「………リヴァル、あのロールケーキバッハのどこにそんな感情があると?」
「でも、話聞いてると、そこまでルルーシュ達のこと考えてなかったーって訳じゃなさそうじゃない? …まあ、求めてる愛情とはだいぶ形が違ったけど」
「だが、実際あの人達は俺とナナリーを捨てたんだ。そもそも、俺達のことを考えていたと言うのなら、母親を失って落ち込んでる息子に向かって『お前は死んでいる』などと言わないだろう普通!!」
「えー…………ツンデレ?」
「んな訳ないだろう!!!!」


あんなツンデレ、対処に困る。


「ま、まあシャルル・ジ・ブリタニアがツンデレかどうかは、どうでも良いですわ! それより、C.C.さんはルルーシュ様がコードを持っているかもしれないと、どうやって気づいたんですの?」
「ああ。…まあ、偶然と言うか………」
「偶然??」


少し苦く笑いながら、C.C.はルルーシュを見た。そのルルーシュはぶすっとした表情。


「こいつがゼロに殺されて、その後葬儀をしただろう?」
「ひっそりとしか、出来なかったけどね」


スザクは苦笑する。
悪逆皇帝の葬儀など、民衆が許しはしない。
彼の遺体を、民衆に嬲られる前に持ち出せたことも奇跡だったと言えよう。
ひっそりと行われた葬儀。静かな、めったに人が近寄らない場所に、彼の墓を作った。名前も没年も何も書かれていない墓標。
彼の葬儀に参列したのは、ほんの数人。
スザク扮するゼロ、ナナリー、C.C.、ジェレミア、咲世子。たった、これだけだ。
他の者には、場所すら教えていない。どこから漏れるかわからないからだ。


「その葬儀の少し後、ナナリーと話たんだ。その時にな。…まさかとは思ったが」
「私、ですか?」
「ああ。ナナリーは、ルルーシュが死んだ時、ルルーシュの手に触れた。途端にルルーシュの記憶がぱっと見えた、と言った」


全員がナナリーを見る。


「は、はい。見えました。その、お兄様とスザクさんが、ゼロ・レクイエムについて話し合っている場面を」
「他人に己の記憶を見せる。他人の記憶を己が見る。…これは、コードを持つ者の能力のひとつだ。私はショックイメージと呼んでいるが。…だから、もしかしたら受け継いでいたのではと思った訳だ。…まあ、こいつはその時墓の下だったがな」


ルルーシュとC.C.以外がなんとも言えない表情になる。
生きていて、土の下で目覚めたとしたら……それはどれだけ恐怖だろう。
そんな考えを読んだのか、C.C.はふっと笑う。


「もちろん、私はすぐさま掘り起こした」
「ちょ! 墓荒らししたの!?」
「仕方がないだろう? 緊急事態だ。…その話を聞いた時、すでに葬儀から1週間は経っていたのだからな」
「うわぁ……」
「想像したくない事態ね……」
「この私が力仕事だぞ? それも、必死に掘った。…やっと掘り出して、棺の蓋を開けたのに、こいつは普通に眠ってやがったんだ。あの時は思わず神経太すぎだろうっと突っ込みを入れながら叩いたぞ」


全員の視線が、今度はルルーシュに向く。
そのルルーシュは、何度もこのネタでいじられているのか、心底嫌そうに呟いた。


「何度も言うが、仕方がないだろう。それまでの俺はほとんど不眠不休で自分が死んだ後の政策を考えていたんだからな」
「爆睡していただけではなかっただろう? 私がせっかく起こしたと言うのに、お前ときたら『なんだC.C.、お前またCの世界に来たのか? 引きこもるのは勝手だが、俺の安眠を妨害しないでくれ』とか言ってまた棺の中で寝ようとするしな!」
「自分が死んでいると思い込んでいるんだから、その反応は間違いではない」
「それだけではない! 何度も起こして説明しているのに、『何を馬鹿なことを言っているんだ。俺は死んだんだぞ? いい加減にしろ』っていい加減にするのはお前の方だ!!」
「だからと言って、シャベルで殴ることはないだろう!? そのまま永眠するところだぞ!!?」
「不老不死なんだからそのぐらい平気に決まっているだろう!? むしろその程度で済ませた私を褒めてもらいたいものだ!!」


言い争う2人に、周りは苦笑い。
ナナリーが2人を宥めて笑う。


「まあまあ、C.C.さん。お兄様は天然なところがおありですから」
「な! ナナリー、俺のどこが天然だって言うんだ! 天然と言うのはスザクや咲世子の様なことを言うんだぞ!」
「僕? …天然、かな??」
「あらまあ、私もですか?」


名指しされたスザクと咲世子はきょとんっとして、周りに意見を求める。ミレイとリヴァル、カレンがくすくすと笑った。


「そうだなースザクは確かに天然なところもあると思うぜ?」
「咲世子さんは天然って言うか、独特と言うか? まあ、私に合わせられる人はそうそういないし!」
「まあ、ルルーシュも十分天然だと思うけど。天然って言うより、ドジ?」
「そうそう、高校の時もさー」
「やめろ! 昔の話を持ち出すな!」
「良いじゃないか、ルルーシュ」
「そうですわ! わたくしも聞いてみたいですもの」


笑いながら、昔の話をする。
こんな穏やかな雰囲気で、昔の話ができるとは思わなかった。それも、ルルーシュと共に。
結局、神楽耶に押し切られる形で、高校時代の話が始まる。
何度もネタにされたルルーシュはむすっとした表情でむくれていた。


「そう言えば、ルルーシュとC.C.ってこの5年間いったいどうしてたの? …僕達に会いに来てくれれば良かったのに……」
「そうは言うがな……お前に全てを押し付けた形になってしまったのに、どの面下げて会いに行けと言うんだ」
「これは僕に対する罰だよ? そんなこと思わなくて良いのに…」


目線を伏せるスザク。
死にたいと思っていたスザクには、生きると言う罰を。
明日を生きたいと思っていたルルーシュには、死ぬと言う罰を。
そう、考えていた。…でも。
あれから5年の月日が流れて、当時よりも大人になった今、本当にあれで良かったのか、他に方法がなかったのかと、常に思う。
2人共生きたまま、罰を背負って行く道だってあったはずだ。ルルーシュだって、頭が良いのだからその道を、方法をわかっていたはずだ。
でも、彼はあえてあの道を選んだ。
暗くなって行くスザクの表情を見て、ルルーシュが苦笑する。


「5年間、どうしていたのか、だな? 墓下から出た俺とC,C,は、そのままオーストラリアに渡った」
「なんでオーストラリア? 中立国だから?」
「それもあるが、あそこにはマオが買った家があるんだ」
「マオ…? ………お兄様、もしかしてあの時の方ですか?」
「ああ、そうだよ」


ルルーシュは多少簡略化しながらも、マオの説明をする。あの時の様にぼかしてではなく、ギアスの説明もしてあったこともあり、今度はきちんと。


「で、そこを拠点にして、世界の様子を見つつ、コード消失の手掛かりを探していた」
「コードって消せるの!?」
「コードを消す…と言うか、俺やC.C.から移すためには、ギアス能力を誰かに授けなくてはならない。……でも、もうギアスをこの世界に持ち出したくなかった。関わらせたくなかった。だから、それ以外の方法を探していた」
「それは私も同意見だ。だから、ギアスの遺跡があるところを回ったりして、情報を集めたりな」
「……で、成果は……?」


おずおずと言うカレン。ルルーシュとC.C.は苦笑したまま。その表情に、その場の全員が理解する。
場の雰囲気が暗くなったことを感じて、ルルーシュは苦笑しながらも、軽い感じで言った。


「まあ、まだ探し始めたばかりだからな」
「私が数百年かかっても見つけていないものを、たった数年で見つけられては困る」
「…それに、ひとつの仮説は立っているしな」
「仮説、ですか? それはどんな…?」


全員の視線が、ルルーシュに集まる。



「俺が集合無意識にギアスをかけた際、そのギアスの命令において邪魔となるシャルルと母さんは消えた。母さんはともかく、シャルルはコードを持っていたにも関わらず、だ」
「つまり、集合無意識にはコード持ちでも消すことのできる力があると言うこと」
「だから、集合無意識に対して、ギアスによる命令…明日が来るのを邪魔立てすれば、もしくは…」


ルルーシュとC.C.は真剣な表情だが、聞いている方は眉を寄せている。つまりは、だ。


「その集合、無意識…だっけ? それがコードごとあんた達を消してくれるって言うの?」
「確証もない上に、何が起こるかわからないから、使えない手段だけどな」
「それに、ルルーシュが明日を望んだと言うのに、それを邪魔するのは…なぁ」


ようするに。


「今は、なんの手段も手がかりもないって、こと?」
「そうだな」
「そうなるな」


ルルーシュとC.C.以外が、がくっとなる。


「そーならさっさとそう言えよー……頭使ってたら熱出るぜ、俺は」
「あ、頭痛くなってきたかも……」
「体力派にはつらいよね」
「ルルーシュ様だけじゃなくて、C.C.さんも天然なんですのね」
「それ言えてるかもー」
「失礼な。私とこいつを一緒にするな」
「こっちの台詞だ」


ぼのぼのと流れる時間。
彼らはたくさんのことを話した。この5年間のことを。
ルルーシュは、旅した中で見て行った優しい世界のことを。
C.C.は、食べてみて美味しかったもののことを。
スザクは、ゼロとしてルルーシュに恥じない様に頑張ってきたことを。
ナナリーは、世界を優しくするために努力してきたことを。
神楽耶は、日本だけではなく世界の平和を担う者として行ったことを。
カレンは、KMFに乗ることだけではなく母を治すために医療の道を志したことを。
ミレイは、最近はバラエティにも出て自分の可能性を試していることを。
リヴァルは、バイトの延長としてではなく自分の仕事として頑張っていることを。
咲世子は、ナナリーのSP兼世話係として見てきたことを。
話は尽きることがないくらい盛り上がる。
全員が時間を忘れるほど、ずっと語り合った。










いずれは、お前に会いにくるつもりだったんだ
え、そうなの?
お前が年を取って、よぼよぼになった時にな
よぼよぼなスザクって、想像できないけど
こいつならどんだけ歳とっても筋肉もりもりっぽいよなー
そんなことは、ないと思うけど……で、なんでなんだ?
いや、そうなったらゼロを引き継ごうと……
……その後ずっとゼロをするつもりだったの?
ずっとって訳じゃなくて、どうせ不老不死なんだから、ゼロが必要になった時とかな
君は、今までの分も好き勝手やろうって思わないの?
お前やナナリー達に全てを背負わせているのに、そんなことできる訳ないだろう?
………君って人は
………ルルーシュって、どこまでも自己犠牲タイプなのね
………こいつらしいだろう?
な、何だ? 何で皆して溜息をつくんだ??


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2008.10.06 | | Comments(2) | Trackback(0) | 中編小説

コメント

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2008-10-07 火 01:09:02 | | # [ 編集]

コメントありがとうございます!

>伽羅様
ご指摘ありがとうございます!! 直しておきましたー><;
今後ともよろしくお願いしますーっ

2008-10-11 土 21:44:57 | URL | あず #- [ 編集]

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