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ENDネタ

はい。21話を見て、妄想したENDネタです
うーん………暗いです。けっこう暗いです!
21話を見て、最終回はこうなるんじゃないかなーと思ったのを形にしました
勢いで書いているので、辻褄が合わないところもあると思います。。。そこはフィーリングで!!(←)

ちなみに、『Paranormal Phenomena』と言うのは21話でシャルル皇帝が手に取っていた本です
意味は「超常現象」でした

それでは、続きからどうぞ












○扉が閉じたこの世界で、ただ独り








ルルーシュは、目を覚ました。
むくりと起き上がると、周りは無機質な岩と機械的なものばかり。
ルルーシュは寝起きの頭で少し考えると、指を振った。すると、周りの景色が一変して、奇麗な青空に変わる。今日の気分は、夢見が良かったこともあって晴れやかだ。
立ち上がって、朝食を取るか否かで少し思案する。別に、取らなくても構わないのだが、そう言って昨日もその前も取っていないことに気付く。
いけないいけない。あまり料理をしなかったら、勘が鈍るかもしれない。
ルルーシュは目をいったん閉じて、再び開く。すると、目の前には立派なキッチン。
フライパンを手に持ち、エプロン姿のルルーシュは朝御飯を作り始めた。



食後のコーヒーを飲みながら、新聞を読む。
世界は、相変わらずの様だ。
争いが完全になくなるとは思っていなかったが、人間の業の深さには心底嫌気が差す。
ブリタニアが植民地を手放し、弱体化したからと言って、統治しているのはあのシュナイゼルだ。そうそう簡単に落とせる訳がなかろうに。
しかも、超合集国でも色々問題が出ている様だ。ルルーシュは新聞の記事に目を通しながら、苦笑する。この案件は、自分も考慮していた。対策としてゼロ専用のデータフォルダに詳細を入れておいたのだが……。もう、消えてなくなっているだろうな。
まあ、成長してより一層強くなった(色んな意味でだ)神楽耶と天子なら、きっと諸外国をまとめることができるだろう。星刻もいるし、カレンもいる。
黒の騎士団は、どうしているだろう。少し前に、ブリタニア軍と合同練習を行ったと新聞に書いてあったきり、新しい情報が載っていない。騎士団が動かないと言うことは、戦闘がないと言うことなので良いことだ、とルルーシュはほほ笑む。
きっと、皆元気なのだろう(特に玉城あたり)。
ぺらりっと捲った新聞のページに、写真が載っている。カレンだ。…少し、髪が伸びた様子だった。
『赤いKMFで颯爽と駆け抜ける戦乙女 その素顔に迫る!!』と言う記事を読んでいく。ふと、記事を書いた者の名前を見て、苦笑した。―――ミレイ・アッシュフォード。写真のカレンが苦笑いなのは、会長のせいだな。
全て読み終えると、ルルーシュは新聞をテーブルに置いた。そして椅子から立ち上がる。すると、ルルーシュが触れなくなった新聞とテーブルと椅子が、さらさらと消えてなくなった。



ルルーシュは、この閉じた空間にいることにもう大分慣れた。
思考エレベーターの考えたことが現実になる作用も、理解した。今では、もう自然と使うことができる。
思考エレベーターを制御するのは、ここに入ってすぐに行ったことだ。彼らの情報が手に入る、手段として。

…あの、シャルルとマリアンヌを屠り、皇帝としてブリタニアを整備した後。シュナイゼルや黒の騎士団、超合集国達に後を任した。
世界に、ギアスはいらないから。だから、ジェレミアには世界中にキャンセラーをかけていく様に頼んだ。彼は、泣きそうになりながらも、承諾してくれた。
そう、世界にギアスはもういらないから。
だから、C.C.からコードを受け取り、この空間に入った。出入り口は、スザクとC.C.がきちんと塞いでくれた。
ルルーシュはくすりっと笑う。スザクは、最後の最後まで、ルルーシュが独りでここに入ることを拒んだ。だが、コードはひとつ。
最終的には、ルルーシュが独りで入ることを承諾したが、スザクは渋々と言った表情を消さなかった。


『……君は、酷いよ。自分だけ、罪を背負おうとするなんて……』
『すまない』
『……僕は、君の騎士になったのに、結局置いていくんだね』
『……すまない』
『………ルルーシュ……』
『C.C.、生きろよ。笑って最期を迎えられるように』
『すまない……すまないルルーシュ……私は……っ』
『C.C.のこと、世界のこと、頼んだぞ。我が騎士、枢木スザク』
『………イエス・ユア・マジャスティ』


あれから、まだ少ししかたっていないのに、ずいぶん長く感じる。
ルルーシュは息を吐いた。

今日は、何をしようか。また、図書館でも出して、本を読み耽ることにしようか。しかし、それだと本に夢中になって、寝食どころか日数まで忘れてしまう。でも、それも良いか。別に、寝ても寝なくても、食べても食べなくても、どちらでも良いのだから。
ルルーシュは出現した書棚から、とりあえず一冊本を取る。
手に取ったのは『Paranormal Phenomena』。
ふっとルルーシュは笑った。

「そんなの、この世界にはもう必要ないんだ」

そして、1ページ目を捲る。

彼の頭上には、オレンジ色の惑星―――集合無意識が輝いていた。










少年は何でもできる その空間にいることによって
少年は何もできない その空間にいることによって
世界には必要のない力
世界には関係のない力
だから 彼はこの空間で生きていく
世界が優しくなる日を夢見て―――


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2008.09.02 | | Comments(2) | Trackback(0) | 短編小説

コメント

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

2008-09-03 水 22:31:06 | | # [ 編集]

コメントありがとうございます!

>如月六花様
そうですね、なんでもできそうですww
でも、ルルーシュはきっとなにもしなさそうです。ただ外の情勢を見守っているだけな感じがします……
トリップとかは面白そうですけどねww
コメント、ありがとうございました!!

2008-09-05 金 01:21:36 | URL | あず #- [ 編集]

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