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王を紡ぐ円卓の騎士 -9-

はい、続きですー
本編の鬱展開に負けずにがんばっていきたいと思いますーっっ><

今回も、直接的な表現じゃないのですが、うーんな感じです
…こう言うのって、どの程度までだったら注意必要ないんでしょうかね?? 今回はいらないかなーと思ったのですが、一応。
あと小説内で、死にネタの際は注意がいるでしょうが、オリジナルキャラの場合、どうなんでしょう?? やられ役的な感じの方を今後出すんですけど……
直接表現とかグロい表現がなければ良いのかしら……??


とりあえず、続きからどうぞー






○予兆の砲火








ルルーシュの機嫌は、すこぶる悪かった。
原因は多々あるのだが、その最たるものは先日行われたC.C.の歓迎会。
その歓迎会の最後に無理矢理やらされたC.C.とのダンス(しかもルルーシュが女役)。
踊るだけならまだ、百歩譲ってまだ耐えられた。しかし、そのドレス姿のまま、生徒会メンバー全員とも踊るはめになるなんて聞いていない。最初は拒否したルルーシュだが、ミレイとスザクによる泣き落としに負けてしまった。なんたる屈辱だろう。
しかも、しかもだ。それだけじゃないのだから性質が悪い。
生徒会メンバーと踊っている姿を、ミレイがカメラで撮っていたのだ。そして撮った写真はもちろん、ニーナによる加工が施されてから売りに出された。(貴重度を上げて高く売るために、生徒個人による撮影を禁止したらしい…)
よってルルーシュは、出来れば忘れてしまいたい様な出来事を、半永久的に記録として残されてしまったことに怒っていた。
しかも、そのことをルルーシュが知ったのは、本国にいる異母妹ユーフェミアから。ネットに上げられていたその写真を、アーニャが見つけ、それをユーフェミアに報告したらしい。
その時のルルーシュの怒りは凄まじく、ネットに上げていた管理人のパソコンに侵入し己の画像を完全に消去した挙句、当然アッシュフォードの生徒だった管理人(男子生徒)を呼び出し、一生消せないだろうトラウマを植え付けたのだった。何をしたのかは、その時ルルーシュと共にいたC.C.でさえ目を逸らして、語ろうとはしない…。
それでもルルーシュの機嫌は治まらない。
ぴりぴりと空気が凍っている中、ミレイはなんとかルルーシュの機嫌を直そうと必死だ。このままでは、他の生徒会メンバーが集中して仕事ができない。


「あー……ルルちゃん?? もうそろそろ機嫌、直してほしーなぁなーんて…」
「何のことですか会長俺は怒ってなんかいませんよそれより仕事してください」
「……………ハイ…」


限りなく笑顔で、しかし目だけは笑わずにルルーシュは言う。その様子を見て、周りに居た生徒会メンバーのみならず、さすがのミレイも一歩引いた。だが、そこで完全に引き下がらないのがミレイ・アッシュフォード。一歩引いてしまった足に力を込めた。
ルルーシュとの付き合いが長い分、こう言った時にどう対処すれば良いかも理解している。


「……そう言えば、ルルちゃん疲れてない? 疲れてる時には甘いものとか良いわよね!! と、言うわけで休憩にしましょー! カレン、冷蔵庫からケーキ持ってきてー」
「………会長? 俺は今仕事をしてくださいって言いましたよね? なんで勝手に休憩にするんですか?」


ルルーシュに睨まれるが、ミレイはその視線を無視する。


「あの会長、これですか?」
「そうそれ! ありがとうね、カレン。さて、シャーリーとスザク君はお茶の用意持ってきて頂戴!」
「あ、はい」
「わかりました」


シャーリーとスザクはお茶の用意をするために、そさくさと部屋から出て行く。そんな二人を羨ましそうにリヴァルとニーナが見ていた。このブリザードが吹き荒れる部屋から逃げて、一息つきたいのである。
カレンから受け取ったケーキを持って、ミレイはルルーシュににっこりと笑いかけた。


「ほーらルルーシュ。今日のケーキは苺のミルフィーユよ! しっかり焼き上げたパイにカスタード生クリームをサンドして、苺の果汁入りでピンクな生クリームを絞って、上にも苺で飾りつけてみました!」
「……………会長が作ったんですか?」
「もっちろん!!」


少し眉を寄せるがしっかりとケーキを見つめるルルーシュに、ミレイはにっこりと笑う。
昔から、ルルーシュと喧嘩…と言うか主にミレイが怒られるのだが…をした時の仲直りの方法は、ミレイがルルーシュの好物を作って持っていくこと。この仲直りの方法を教えてくれたのは今は亡き、マリアンヌだった。

“ルルーシュはね、もう怒ってないんだけど、上手くそれが伝えられないの。仲直りにはきっかけが必要なのよ。だから……そうねぇ、ケーキでも焼きましょうか? ルルーシュの好きな苺たっぷりの”

マリアンヌに聞いた彼の好物…苺やプリン、またはエビを使った料理など…。幼いながらも、料理長の手助けを借りてよく作った。
まあ、その分怒られていると言うことになるのだが、それは置いておいて。
ルルーシュの方も、これが仲直りの合図だという事を知っているからか、ケーキをじっと見た後、ミレイをちらっと見、仕方がないと言った様子で苦笑した。


「……仕方がないですね。今回はこのケーキに免じて、ここまでにしておいてあげますよ」
「ふふーありがとう。それと、ごめんなさいね。まっさかユフィにばれるとは思ってなかったのよ」
「全く………今度やったらタダじゃ済みませんからね、会長」
「う………はーい」
「返事は短く」
「ハイっ!」


さっきまでとは違い、和やかな雰囲気が部屋を満たす。生徒会メンバーはそのギャップに戸惑いながらも、ほっと一息。
そんな中、扉が開いてスザクがひょこっと現れる。


「会長、お茶の準備できました」
「じゃールルちゃんお茶、お願いねー」
「…はいはい。スザク、持ってくるの手伝えよ」
「あれ、機嫌直ったの??」
「……まあな」


苦笑するルルーシュが椅子から立ち上がって、スザクと共に部屋から出て行く。
ルルーシュがいなくなると、カレン、リヴァル、ニーナがミレイに拍手を送った。


「さっすが会長!! あんな状態のルルーシュ、よく相手にできるっすね!!」
「ほんと………さすがミレイちゃん」
「あー助かった! あんな緊迫した空気、苦手だし」
「ふっふっふ。もっと褒め称えよー」


ルルーシュ達がお茶を入れてくるまでに、机の上を片付けようかと、ミレイは書類を整理する。他のメンバーもそれに習った。
と、そこでふとカレンが首を傾げた。


「そう言えば、C.C.はどこにいるんですか? お茶するなら、彼女も呼ばないと」
「あ、そうね。えっとーしぃちゃんの番号は…っと」


ミレイは携帯電話を取り出し、慣れた様子で番号をプッシュする。そして耳に携帯電話を当てるが、少し困った様子ですぐに切った。


「話中だったわー。仕方ないわね、また後でかけ直すことにしましょ」
「まあC.C.はお茶とケーキよりピザが良いとか言い出しそうっすね」
「…ピザも一応取っとく?」


部屋にちょっとした笑いが起こる。C.C.のピザに対する愛情が半端ではないことは、先日の歓迎会で十分教えられたからだ。
歓迎会の趣旨はC.C.のことを生徒達に教える、と言ったことだったので、多少ルルーシュ辺りに犠牲は出たが、これはかなり成功だと言えるだろう。ミレイはにっこりと笑うのだった。





クラブハウス内の階段の下。周りから死角になって見えない位置で、C.C.は電話をしていた。
見つからないように隠れて電話をするのは、相手が相手だからである。そう、電話の相手は、この神聖ブリタニア帝国の宰相閣下。


『それで? 珍しく君が私に聞きたいこととは何かな?』
「もちろん、ルルーシュのことだ」
『ふむ、何かな?』
「前に日本でルルーシュが誘拐された事件があっただろう?」
『ああ、そんなこともあったね。あの時は父上や、ルルーシュと仲の良い兄弟姉妹がパニックになったなぁ……だから、対応が早かった日本政府のことをかなり評価している兄弟姉妹もいるよ』
「…そんなことはどうでも良い」


そのパニックになっている状態がありありと脳裏に思い描くことが出来、C.C.は眉を寄せた。言いはしないが、多分この電話の相手もそれはもう取り乱したに違いない。兄弟姉妹の中で、一番にルルーシュとナナリーを溺愛しているのは彼だからだ。


「その誘拐事件の際、枢木スザクが一瞬だがルルーシュの左目が赤くなっているのを見た、と言っている」
『…C.C.、それは』
「勿論、枢木スザクの見間違い、と言う線は捨て切れないが、それでも、一応な。誘拐事件の時、何か変わったことがあったか聞いているか?」
『……いや、特に変わった様子は聞いていないが………』


その答えに、C.C.はため息をつく。やはり、日本側に聞いた方が手っ取り早かったか。しかしいくらルルーシュの騎士だからと言って、外見は年若い少女なのだから、質問にきちんと答えてくれるとは限らない。実際の年齢を言う訳にもいかない。
元々、あの誘拐事件は日本側の落ち度なのだから、向こうとしてもあまり突かれたくないだろう。軽くかわされる可能性もある。


『あの事件は、確か犯人が事件後に死亡していたね?』
「ああ。犯人は事件発覚後、牢屋の中で舌を噛み切って死亡……。これでは話を聞くことも出来ない」
『ふむ………』


沈黙が下りる。これ以上話していても、有効な手立ては見つからなさそうだ。


「……こちらでもなんとか探ってみる。そちらは頼んだ」
『ああ、分かったよ。…あ、そうだ。ルルーシュに伝えておいてくれるかな?』
「ん?」
『来週、コーネリアとユフィがそちらに行くから、ルルーシュとナナリーを連れて大使館まで遊びに行くと良い。護衛にはもう伝えてあるから』
「………ちょっと待て。今は危険な時期なのだろう? ルルーシュとナナリーをこの学園から出すのは反対だ」
『じゃあ彼女達がそちらに出向けば問題ないね?』
「………………来なければ良いだろう?」


心底嫌そうに言うC.C.に、シュナイゼルは朗らかに笑って答えた。


『仕事でとは言え、日本に行くんだ。ルルーシュとナナリーが大好きな彼女達が諦める訳がないだろう? 我慢しておくれ』
「……………分かった、ルルーシュに伝えておこう」
『ありがたい』


C.C.に感謝の言葉を述べるシュナイゼル。それから察するに、ルルーシュに直接言えば、確実に怒られるか嫌味を言われるのが分かっていたのだろう。かと言って、C.C.もあまりルルーシュを怒らせる様なことはしたくないのだが、この場合、言わなかった方が酷く怒らせそうだ。
C.C.は深い、深いため息をつく。その音が聞こえたのか、シュナイゼルは苦笑した。


『すまないね、嫌な役を押し付けた様で…』
「悪いと思うなら、次に会う際には大量のピザを用意しておけ」
『ふふふ、分かったよ、騎士殿』


ピザだけでは割に合わないかもしれないな。
C.C.は携帯電話の通話を切ると、もう一度、心からのため息を溢したのだった。










………もう一度言ってみろ
来週コーネリアとユーフェミアが日本に来る そのついでにお前の顔を見に来ると…
………何考えているんだ、あいつらは
良いじゃないか、ナナリーは喜ぶと思うぞ? お前も嬉しいだろう?
………ちょっと待て、ここに来ると言っていたな?
ああ、そうらしい
………………いつもの格好で?
………………さすがに奴らもTPOはわきまえていると思う、ぞ?
……あああああ……頭が痛い……


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2008.07.08 | | Comments(2) | Trackback(0) | 捏造・長編 / 王を紡ぐ円卓の騎士

コメント

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2008-07-09 水 10:29:12 | | # [ 編集]

コメントありがとうございます!

>Sign様
いらっしゃっていない様なので、何かあったのかと心配しておりました><何事も無かった様で、よかったですww
ルルーシュ君のツンデレ具合が出てましたでしょうか?? 彼はツンデレクィーンですから!!!!(笑)
伏線等を入れ込むのが好きなんですけど、あんまり入れすぎると後で回収するのが大変で…(←)がんばって回収しますー><;
誤字の発見ありがとうございますっ!! 直しておきました!! いつもいつもすみません…
注意書きに関してもご意見ありがとうございます!! グロ描写やキャラが死ぬ際には注意をつけようかと思います
それでは、コメントありがとうございました!!

2008-07-12 土 22:56:36 | URL | あず #- [ 編集]

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